13:06:57
icon

ガレーノス『自著について』第1章(キューン版14頁)に,ガレーノスがエラシストラトスの著作への反論を述べた際,ある友人がそれを記録したいので「記号を用いて速記する訓練を受けた人」(土屋訳)を送る云々という箇所がある.
速記法やそれに携わる人への言及の一例.

13:23:03
icon

ラテン語での速記法やそのための記号の発案はエンニウスに帰せられる.またキケローの解放奴隷Tullius Tiroもその種の記号を考え出した人とされる( Etym. I xxii).notae Tironianaeと呼ばれるもの.