2020-05-10 08:07:47 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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収蔵作品のご紹介:点彩扁瓶
(16世紀|ヴェネチア)

ラッティモと呼ばれる乳白色ガラスの代表的作品で、中国の白磁器への憧れから、16世紀頃にガラス製の模造磁器として盛んに作られました。平たい瓶の器形は、聖地の聖水を汲んでくる巡礼瓶にその形式の源流があります。

 

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2020-05-11 10:05:39 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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今日は晴れて大涌谷がよく見えます。庭園ではツツジが開花していました。

緊急事態宣言の発令を受け、新型コロナウイルス感染拡大防止に努めるため、箱根ガラスの森美術館では4月8日(水)から引き続き5月31日(日)まで、臨時休館を実施いたします。

※政府・自治体からの要請などにより、実施内容や期間を変更させていただく場合がございます。

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2020-05-11 11:19:44 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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庭園の隅でシャガが咲いていました。

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2020-05-11 12:11:49 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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蔓紫陽花(ツルアジサイ)の蕾が膨らんできました。箱根ガラスの森で最も早く開花するあじさいです。水車小屋の壁に気根を張って這い上がり、可愛らしい白い花を咲かせます。

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2020-05-11 19:21:42 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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ヴェネチアン・グラス・クイズ 2
これは主に何に使われた器でしょうか?

1.花瓶
2.トロフィー
3.水差
 



 
正解3番

「獅子形水差」
16世紀中頃 ヴェネチア

ヴェネチアの守護聖人、聖マルコのライオンをモチーフにしたヴェネチアン・グラスの水差。
頭部の宝冠が液体を入れる口、欠損した尻尾が注ぎ口となっていたようです。
割型にガラスを押し当て、膨らませることで胴体を制作しています。

 

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2020-05-12 20:12:57 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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ヴェネチアン・グラス・クイズ3

この水差しの胴体のモチーフは何でしょうか?
※注ぎ口には龍の装飾が施されています。

1.イルカ
2.カモ
3.アマビエ

正解:1番 イルカ

「龍装飾ドルフィン形水差」
19世紀 ヴェネチア

19世紀のヴェネチア・ムラーノ島では、装飾性が豊かな作品が制作されました。
その中でも人気を博したのが水の都ヴェネチアならではの、海棲動物をモチーフにしたシリーズでした。

 

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2020-05-13 22:46:13 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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収蔵作品のご紹介:FAZZOLETTO(ハンカチ)
1950年頃|ヴェネチア
二種類のレース棒を熔かし合わせて筒状に巻き取り、さらに熱を加え円盤状に拡げる。それを下向きにすると、このように、ハンカチの中央を持って吊り下げたような ひだのあるレース・グラスの鉢が出来上 がる。ヴェネチアン・グラスの伝統的技法であるレース・グラスの現代的展開として高く評価された作品。

 

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2020-05-14 19:29:36 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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収蔵作品のご紹介:レース・グラス角型酒器
17世紀|ヴェネチア又はファソン・ド・ヴェニス

2種類のレース棒を使って作られた、角型のレース・グラス瓶。口には金具の栓がつけられ、背に二箇所の紐通しが作りつけられている。ワインを入れる携帯用のボトルとして使われた。 ファソン・ド・ヴェニスとは、ヴェネチア以外の国や地域で作られた、ヴェネチア様式のガラス器のこと。

 

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2020-05-15 12:35:52 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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収蔵作品のご紹介:人物行列文壷
(1500年頃|ヴェネチア )

球形の胴部に、円錐形の首部、胴と一体化した高台部からなるコバルト・ブルーの小壷。上下部に点彩と金彩で縁どりを施し、胴部には白馬にまたがる天使や、イタリア・ルネサンス時代のコスチュームを纏った人々の行列が描かれている。
15世紀末頃より、エナメル彩技法の作品には人物表現が導入されるようになったが、この様な小壷に描いたものは珍しい。

 

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2020-05-16 07:48:00 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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収蔵作品のご紹介:龍装飾コンポート
(1880年頃|ヴェネチア)
19世紀を代表するサルヴィアーティ工房の作品で、海棲シリーズと呼ばれる中の一つです。坏の両脇に龍の装飾がつけられ、全体にはモールと呼ばれる稜線模様が入っています。
現代のヴェネチアン・グラスにドルフィンやドラゴン(龍の落し子)などの装飾が多く使われているのは、サルヴィアーティ工房のこのシリーズに由来しています。

 

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