収蔵作品のご紹介:点彩扁瓶
(16世紀|ヴェネチア)
ラッティモと呼ばれる乳白色ガラスの代表的作品で、中国の白磁器への憧れから、16世紀頃にガラス製の模造磁器として盛んに作られました。平たい瓶の器形は、聖地の聖水を汲んでくる巡礼瓶にその形式の源流があります。
収蔵作品のご紹介:点彩扁瓶
(16世紀|ヴェネチア)
ラッティモと呼ばれる乳白色ガラスの代表的作品で、中国の白磁器への憧れから、16世紀頃にガラス製の模造磁器として盛んに作られました。平たい瓶の器形は、聖地の聖水を汲んでくる巡礼瓶にその形式の源流があります。
特別企画展:~響き合う東西の美~ ガラス・アートの世界
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/east_west.html
会期:2022年4月29日(金)から2023年4月16日(日)まで
アーティストたちの個性が豊かに響き合う、ガラス・アートの世界をご覧ください。
展示作品のご紹介:獅子形水差
(16世紀中頃|ヴェネチア)
ヴェネチアのシンボルで、福音書記者 聖マルコを表す獅子を象った珍しい形の水差です。注ぎ口だった尾の部分と金属でできていただろう台座が欠失していますが、ヴェネチアの獅子らしい威風堂々とした姿をしています。同じ形で、レース・グラスで作られたものが、イギリスのジェームス・ロスチャイルドコレクションに収蔵されています。
所蔵作品展:ヴェネチアン・グラスと祝祭の都
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/2024_festival.html