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収蔵作品のご紹介:コア・グラス両手付香油瓶
(紀元前2世紀~紀元後1世紀頃|出土地:エジプト)

砂や耐火粘土等をコア(芯)として、熔けたガラスを巻きつけて装飾する「コア・テクニック」による香油瓶。コア・テクニックとは、最古のガラス器制作技法の一つである。エジプトでは紀元前15世紀後半にガラス製造が始まり、当時は金と比較される程高価なものであった。同様に希少価値の高いエジプトの香油は、美容に用いるだけではなく神への供物であり、王の副葬品でもあった。

 

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