今日は淡路島。視察旅行。
海鮮丼うまかった。
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淡路市(淡路島北部)の山の中に新しく出来たクラインガルテンを視察してきました。うちのクラインガルテンの管理人さんと、町の商工観光の人たちと全部で四人で。
写真は淡路クラインガルテン野田尾(のだお)の外観と室内。
正直に言うと、あんまり感心しませんでした。
・屋根の先端に見えるのは煙突ではなく採光換気用の天窓。この屋根で天井も張っていないので、室内の冷暖房効率は非常に悪そう。
・南側は全面が大きなガラスの掃出し窓。夏は暑いに決っている。カーテンもブラインドも、必要なら居住者が付けろ、とのこと。網戸を設置できる構造になっていないから窓を開けられない。
・内装は化粧板無しの無垢の(ってのも変だが)ベニア板仕上げで、はっきり言って、すごく安っぽい。流し周りも貧弱。
・家の南側、雨ざらしになる所に使われている材木に腐食防止処理がされていない。
これは、住むのも、維持管理するのも、非常に大変だと思う。
来月から入居開始。すでに全棟契約済み。応募多数のために抽選になった。定年退職後のセカンド・ライフを楽しみたい人が多いそうだ。
こちらは、現在まだ建設中の「興隆寺ビレッジファーマーズハウス」
これ、建設用の足場が写っている訳ではなくて、家の前面と屋根がガラスになっている。この中に二階建ての壁の無い家が建っている感じ。
温室の中に住もう、というコンセプトらしい。
入居費は先の「淡路クラインガルテン野田尾」の倍で、年間約100万円。
クラインガルテンが リビング・ダイニングを中心とした間取りになるのは当然のことなのだと思いますが、特にこうしなければいけないという規則は無い筈です。個々のクラインガルテンの建設を主導するコンサルなりデザイナーなりによって、かなり中身が異なると思います。
淡路市のは、見せてくれた担当者の方には気の毒で面と向っては何も言わなかったけれど、帰りの車中では「ありゃ酷い」ということで意見が一致しました。
両方とも、デザイナーは農業に全く関心がなく、住居というものは雨風や太陽光から居住者を守らなければならないものだと言うことを全く理解していないようでした。見た目のみ、というほど格好良い外観でもないし。
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これは淡路市の山の中に出来た新しいキャンプ・サイト。
駐車場、管理棟、トイレ・シャワールームのあるサニタリー棟があって、15ヶ所のサイトにはそれぞれ水道と電源コンセントが用意されている。
こちらは地元の設計事務所が手掛けたそうで、開口部の大きな掃出し窓は北側に面しており、十分な広さの濡れ縁に守られている。柱も防腐処理してあるし、濡れ縁は木材ではなく合成樹脂だ。常識のある人が設計したもので、これで良いのだと思った。
こういうキャンプ場ならうちの村にも欲しいなと思う。
何より良いと思ったのは、この施設については、スノー・ピークに勤めていた経験のある若い移住者が管理運営にあたっているということ。
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写真には写らない馬鹿馬鹿しさがある場合も多いので、現地に足を運んで自分の目で確かめるのが良いですね。
これも淡路市で建設中のレストラン。
「山の中のレストラン」というコンセプトだそうで、細い道路の曲り角に渓流の上に浮かぶような形で建設中。
今回いろいろと案内してくれた市の職員は二名だったのだが、何と、二人でほとんど全部やっているとのこと。二つのクラインガルテンも、キャンプ場も、このレストランも、さらに紹介を割愛した「交流施設」も「住民会館」も、「ジビエ加工場」も、全部二人で担当しているそうで、ふへー、無茶しよる(させよる)なーと思った。そりゃ、コンサルなどへの丸投げになっても不思議ではない。
と言うか、そもそも、これだけの事業費をどこから工面してきたのか、それが一番の謎である。
淡路市って、人口たった4万人の小規模な自治体で、市庁舎なんかプレハブ建てなんだぜ。どこに金蔓があるのか全くもって分らない。
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