A major vulnerability in Sudo [LWN.net] https://lwn.net/Articles/844789/
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いや、うちの PC-9821Xs は Pentium ODP じゃなくて DX4ODP だった気がする、まあどっちにしても速度がキツいな
ただ、PC-98版のCIは走ってないから自分でビルドする必要がある
まあ変換番長持ってるから、実は ReactOS の HD image を作って CF に投げ込むだけでそれを実機で読めたりもするのだけれども(ただそれをするために必要な SCSI ケーブルを持っていない
動作画像、Neko Project 使ってるけれどこれ PC-9821 のエミュレーターなんだよな(ウチにあるのも PC-9821 シリーズなので丁度良い)
“XBOX: the Original XBOX port of ReactOS is revived, and able to boot to desktop. The work is mostly done by Stanislav Motylkov.”
ReactOS in 2020 | ReactOS Project https://reactos.org/project-news/reactos-in-2020/
“PC98: Dmitry Borisov (disean) started a NEC PC-98 port of ReactOS, which is a i386 flavor but with some incompatibilities.”
ReactOS in 2020 | ReactOS Project https://reactos.org/project-news/reactos-in-2020/
"PC98: Dmitry Borisov (disean) started a NEC PC-98 port of ReactOS, which is a i386 flavor but with some incompatibilities." wait, whatになっています
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それならPlan 9がいいのではないでしょうか。GUIもファイルですよ。
(比喩)使いたいソフトウェアが使えればCPUの内部構造なんてどうでもいい 的な感覚であれば、OSの中身がどうであっても見かけ上パフォーマンスが十分であればどうでもいいと思うかもだけど、
はっきり言って今いじってるスマホがLinuxカーネルで動いてる事にも気持ち悪さを感じてる><
(さっき誤解されたので一応書くけど、マイクロカーネルなOSで動くスマホであればいいとは全く言っていない><)
GaudiLabs/OpenLaserScanningMicroscope: Open Source Laser Scanning Microscope https://github.com/GaudiLabs/OpenLaserScanningMicroscope
Xbox 360 のピックアップなのか >> Hacking the PHR-803T | Diyouware.com http://www.diyouware.com/node/161
DVD ドライヴのピックアップでレーザー顕微鏡を作るの強いな >> Welcome to » DVD Laser Scanner Microscope https://www.gaudi.ch/GaudiLabs/?page_id=652
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うちの作業環境がようやくディスプレイ 1 枚から 2 枚になった。まあこの 2 枚目は水平周波数 15kHz、24kHz、31kHz を受け入れてレトロマシン映せそうだから買ったんだけど。
Haiku R1のx86-32はgcc 2.95.3とgcc 8.3.0の両方でビルドしてまで過去のバイナリとの互換性を提供する方針。x86-64はmultilibとかしてないけれど。
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HaikuのR1はBeOSとのバイナリ互換性を重視しているから、その辺でラディカルな変更はあまりやっていないとは思うけれど……。
インターネットでとにかく主張し続けて何を言われても絶対に自分の意見を曲げない人が一番インターネットの正しい使い方を理解しているんだよなあ
20年も経てば大抵はモジュールの設計が変わるだろうからそれはそう。Windows NTのデバイスドライバフレームワークもあちこち変わったし。
でも仮に Be が Mac OS X になってたらセキュリティの問題が色々起きてこの add-on も色々変化していたのではという気がする。
接触確認アプリ「COCOA」、Android版は昨年9月から事実上機能せず 政府謝罪 - Engadget 日本版 https://japanese.engadget.com/cocoa-100955688.html
もう消していい?
単に add-on という仕組み自体を称揚したいのだという気はして、その部分はたしかに強いかもしれないけれど、add-on の有無だけをもって他の OS は劣っているみたいな批判は中々難しいと思う
Art of ~ で書かれている OS 内部からアプリケーション~というのはあくまで microkernel とその上の server 群で共通する部品化、ということでネットワークプロトコルスタックやファイルシステムなどの部分が microkernel と同じように module 化されているというだけだと思うし、それは Linux だと kernel がやる仕事(で、その部分の部品化は少なくとも一貫性がある kernel lodable module の仕事)
Linuxカーネルとそれを採用しているOS(というかなんというか)のどこに一貫したモジュール構造があるというのか?><
カーネルに限らないって事が言いたかったけど全く伝わらなかった感><
apu2c4、PC Engines 社のそれなのはわかってるんですが、おもわず PC Engiens~って書かれると「エッ、PC エンジンをルーターにしてるのか、ムネアツだな!」って考えてしまう
"Art of BeOS Programming" は20年以上前の文章であることを念頭に置いて読む必要がある。
自宅LANのルーターをOPNsense on PC Engines APU2に更新した。
90 年代は、たしかに Be は最先端の技術を使っていて、素性は悪くなかったし、next generation Be の構想のいくつかは Android など他の OS に取り込まれたけれど、それだけです
各所がモジュールになっていて用意に付け外しや代替が可能になっている、という主張だけなら Linux はもうそうなっているし、また、microkernel の overhead の克服としては L4 も設計によって克服することを目的としているほか近年では SkyBridge [Z. Mi+, EuroSys '19] や UnderBridge [J. Gu+, USENIX ATC '20] などもっと高効率な研究もあるので、BeOS はもう歴史的遺産というだけになっているという認識です
"...このような、付け外し可能な部品を利用するのはマイクロカーネルだけではありません。各種サーバモジュールも、同じように付け外し可能な部品を利用しています。..."
(略)
"...これらの部品を扱う仕組は、実はマイクロカーネルとサーバモジュールの両方に共通したものが使われています。さらに、同じ仕組がアプリケーションでも利用できるのです。複数のネットワークプロトコルやファイルシステムをサポートするために、最近のOSでは多かれ少なかれこのような「プラグイン・アーキテクチャ」を取り入れていますが、BeOSのように、OS内部からアプリケーションに至るまで全てが一貫した仕組で部品化されているのは、研究レベルのものを除けば非常に珍しいと思います。"
Art of BeOS Programming https://www.haiku-os.org/legacy-docs/ArtOfBeOSProgramming/chapter/chapter02.html#2.1
組込みであったり、ミッションクリティカルで TCB を小さくする必要のあるところ、リアルタイム制御で時間保証をしたいときなどは純粋な microkernel が使われる場面は多いけれど、PC 向けに純粋な microkernel を用いるのってあんまり多くない
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microkernel の世代については前に cmplstofB 氏に microkernel の説明の toot をしたときについでに toot した気がする
PowerShell の <動詞>-<名詞> で命名されるヤツはコマンドではなくコマンドレット、という正式名がある
私も BeOS はそこそこ好きだが、microkernel の代表例として出すなら L4 とかのほうが適切だと私は思う
microkernel 大好きなのはわかるけれど Linux そのものを microkernel の server 的に利用する研究もあるし、逆に microkernel だった kernel も現実的には hybrid kernel に変化することもあるし、なんともという気持ち
昨晩の議論で示したこれ、
https://mstdn.nere9.help/@orange_in_space/105662660264463665
誰も全く読まなかったっぽい感じだったけど、最低限この部分
https://www.haiku-os.org/legacy-docs/ArtOfBeOSProgramming/chapter/chapter02.html#2.1
だけでも読めば「Linuxだって進化してる」みたいな方向の反論がなんの救いにもならないのがもしかしたらわかるかも><
scp しなくても ssh 使えてるなら pubkey 送りたいだけなら pipe 使うだけでいいし、ssh-copy-id というツールもある
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島耕作の直属の上司が通例を破って早期に社長になる、というのはあるんだけど、それでも前例のために一度執行役員になってから形だけでも業績を作ってから会長と相談役から指名を受ける、みたいなことになっていたはずで、特進はしてなかったという記憶。
ふと、島耕作に二階級特進で~とかいうのあったかなとおもって検索したら、https://www.dailyshincho.jp/article/2020/07300555/ こういう記事が出てきて、
> 写真で見る限り、それほど格好いいデザインではない。しかも親授式では幅広のリボンを、肩から斜め掛けすることになる。保育園の終業式で園長先生からもらう、「よくできました」バッジのようだ。社会的地位の極めて高い高齢男性が、嬉しそうに赤いリボンを斜め掛けする様子は、非常に微笑ましく、生暖かい視線を送らざるを得ない。
とか言われてるけれど、勲章には種類があって大綬だとそういう帯をかけるのが世界各国で通例で、英国でかなり名誉の高いガーター勲章だってそうなので、(政府や権威から勲章を貰うことの名誉への価値が現代でどうだという話は一考の餘地があるが)勲章の歴史とか調べたほうがいいとは思った
そもそも『島耕作』みたいなビジネスマンを主題にした漫画からして昭和~バブルの雰囲気はすごいけれど、『半沢直樹』はそういうジャンルを踏襲してる、というのがあってやや古めかしい感じになるのがありそう
単に役員などからの大抜擢でプロジェクトの権限や前例とかあって名目上のポストを~ってなって二階級特進とかなのかもしれない
それはそれとして二階級特進なんて元々の場だと戦死だとか戦時任官やあるいは上層部ごっそり死んでポストが空いた、なんてロクでもないことばかりだし、ビジネスでもたとえば部長だか係長だかよいポストにするがその代わり地方、という形で論功行賞のシステム上は出世になるようにして評判に傷入らないようにしてからの左遷で中央人事で邪魔な派閥の人間を遠ざける、とかもビジネス漫画によく出るよなあみたいなのはある。
ビジネス漫画とかで二階級特進、なんて言われかたをするのはよくあるので普段出ないから~ということはなさそうな気がする
@kb10uy いちおう kernel のコンテキストは複数の kernel thread になってるから、ひとつのコンテキストの停止がすぐさま全部のコンテキストの停止にはならんけれども、まあ大抵は kernel panic になって kernel 全部止まるのでは
@kb10uy modulable ではあるけれど全部が kernel land に突っ込まれててどこかが死んだら丸ごと終わり、という意味では kernel の設計論的には monolithic ではあるよ。
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いまの消費者は最初の 5 秒ですぐ離脱しちゃうし、コンテンツにとにかくわかりやすさとキャッチーさがないとだめ、みたいな話もあるので、なんともだけれど。資本主義が悪い。
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日本だと儒教の徳をもって天下を治めるという思想が根強いので、頭脳明晰で清廉潔白で人徳に溢れてないと批判しがちだし天変地異も為政者のせいになる、みたいなのもありそうだと思っているけれども
インテリ層、とは書いたけれど、これが本当に優秀な頭脳の人間の集合と一致してるとは思わないし、そもそもインテリが特権階級だ、というのも穿った見方だとは思っているけれど
もっと身もフタもない話をすると現代のインテリ層がある種の貴族になっているので、特権階級がその特権を得るだけの理由があるという説明をみんなしたがるから頭のいい人、IQ の高い人、という定義あやふやなものに対して何らかの仮託をしがちだし、対してそれへの反論も出てきがち
まあそれに限らないけれど、IQ などという謎な数字は置いておくにしても頭のいい人は~系の話題は全部一般化できることなんてないんじゃない?
実際のところ Prof. Albert Einstein が小学生に算数を教えられたかというと微妙だと思う。それを熟知しているのと、小学生に向けた教授が上手いのはだいぶ別問題
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unikernel だって Linux はクラウドに向いてないよ、を起点に主張をしてるし私はその擁護者だけれど、Linux は Linux でそれそのものを unikernel 化する研究が出てきたり、あるいは、Linux そのものも CONFIG とチューニングノブが山程あるので、詰め方次第で実はかなり軽量化できるし specialize もある程度は可能だよという反論もある。
そういう主張は Linux をオモチャだと言っていたひとの中にもたくさんあったし有名な Prof. Andrew S. Tanenbaum と Mr. Linus B. Torvalds の論争も有名だけれど、現実には Linux も様々な研究成果を取り込んでいるので 20 年前の monolithic な OS のままだと思っているのは知識の update されてないですよというところがある
だから今Linuxが使われてるの、退化にしか見えない><
(コンコルドの後継もスペースシャトルの後継も飛んでいない後退した世界><)
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まあそういうの買うよりまず最新のパッチが来たら Windows Update に文句言わずに更新かけて再起動することが重要ですよね
有料のアンチウイルスソフトは主に企業で金払っててセキュリティ重視してるぜ的なパフォーマンスの面とMsMpEngが異様にCPUを使うのを回避できるくらいかなぁ
まあそういうこと言い出すと NT kernel だって政府の調達要件のために POSIX subsystem 持ってて POISX .2 と互換したりしてたわけだけど。
ところで BeOS も POSIX 準拠 API を完全ではないにしろ持っていて Unix プログラムが動作することがウリのひとつだったし、あれはあれで Unix 的なものの一つでもある。
BeOSが中身どんな感じだったのかを伝える数少ない日本語資料><
Art of BeOS Programming https://www.haiku-os.org/legacy-docs/ArtOfBeOSProgramming/
まあ有料アンチウィルスソフトウェアだとヒューリスティックに挙動を見て防げることもあるかもだけど、その品質が Defender より優れていると根拠持って言えるかかなり厳しそう
アンチウィルスソフトウェアの類、正直なところ現代だと Defender とかあるしインストールする必要は皆無だと思っている
それでもモジュールの責務は単一にして、複数の責務がかかるときは分割せよ、失敗は早いうちに assersion せよ、あたりは現代の工学でもむしろ安全やセキュリティに倒そうとすれば必要な概念でもある
でもまあ Unix 哲学にしたって失敗したとき以外は黙って何も出力しないだとかとにかく単機能・簡潔に、なんてのは本当にそれを実践してる場合はもう少ないと思うけれどね。
たとえば fprintf(3) の引数では可変長引数が最後に来るからファイルポインタ (FILE *fp) の引数は第一引数に取るけれど、fwrite(3) では write(3) の引数にファイルポインタを追加する格好になるためファイルポインタが第一引数ではなく第三引数になっている、といった部分は普通に Unix 愛好家でも批判する
たぶんここで言う一貫性は API における consistency で kernel 実装ではないと思うんだよね。でも現在規格化されている Unix API とコマンド群が歴史的経緯で一貫性を欠いているのは Unix 哲学とはまた別だと思う
これを踏まえた上で、現存する Unix 実装ないし POSIX 規格は妥協や違法増築の産物のようなもので、ゴミである、というのは非常に納得できる
問題なのは Unix 哲学とかじゃなくて、現状を改めて新しいフレームワークを用意しててでも堅牢性や fool proof など信頼性を重視したものを作っていこう、というのではなく、既存の資産に囚われて build & scrap ができない姿勢なのではなかろうか。とはいえ、scrap したあと build したものが既存のものより堅牢である保証がないのもまた事実
Unix もそうだけれど、研究のプロトタイプとかで一貫性ある設計を最初から用意できるわけないし、あるいは一貫性ある設計をしても産業プロダクトは現実的な要求に屈服して一貫性と思想無き拡張をすることは多い
VMS や NT kernel を作った Mr. David E. Catler は稀有な才能を持つ非常に優秀な人間であることは論を俟たないが、彼の作った NT kernel やそれを採用する Windows が一貫性を持っているかというとそれはそれで結構厳しと思う
いまはその psptoolchain も GitHub で気軽に閲覧できる始末で、いい時代です pspdev/psptoolchain: A script to automatically build an open-source toolchain for PSP homebrew development. https://github.com/pspdev/psptoolchain
そういえば PSP は非常に悲運で、PS2 を解析して homebrew program で遊ぼうとしてた人達が GCC を PS2 向けに移植してて、この人達の活躍で PSP 向けの GCC がかなり初期に登場してしまっていた。
それと OpenBSD は correctness や proactive security を謳い非常に堅牢で知られるのでそういう方針で採用しているところもたぶんある。OpenBSD は目的のためとあらば既存実装を無視してでも新しく堅牢な実装を用意する。
PS、PS2、PSP あたりは OS なんて言うほど高級なファームウェアは入ってないけれど、ELF ベースのものを動かしてたり、わりと Unix 技術を取り入れている
あと FreeBSD を使う企業で有名なのはソニーね。ソニーは 80 年代~90 年代のワークステーションの時代には自社で NEWS ワークステーション作って MIPS と BSD Unix の組み合わせのノウハウを得ているけれど、今は FreeBSD をベースにゲームコンソールの OS を開発している(PS3、PS4、PS5)
このデータプレーンでの kernel は旧来の Junos の kernel で FreeBSD なんだろうけれど
ただし、最新の Junos だと今また計算機の基盤ソフトウェアの情勢は変化しつつあるので、Junos はコントロールプレーンが Linux で、その Linux の kvm で仮想化した VM をデータプレーンとして動かしている、なんて構造になっていたりしている
たとえばネットワーク業界で Cisco に次ぐ地位を築いている Juniper がスイッチやルーターに使う Junos は FreeBSD をベースにしていて、Juniper は FreeBSD Foundation に大きな寄付を行なう企業のひとつ。
あと、この GPL 採用というのが厄介で、カーネルを改造してプロダクトに使いたい人達は GPL を避けたい場合が多いので、そういう時に Linux を避けると BSD ぐらいしかない、というのはある
まあでも初期の Linux 実装が本当オモチャ程度だったのは事実で、そこは当時 AT&T と BSD の訴訟合戦でちょっと BSD をオープンソースとして使うと後で訴えられたらヤだなあ、だとか、あと GPL をたまたま採用したら GNU コマンド群のプラットフォームとして FSF が積極的に支援しただとか、90 年代情勢のカミカゼで IBM とかのビッグテックが資金・人的支援を Linux にしたのが大きい
たとえば米 Yahoo! は FreeBSD で server を hosting していたというのが良く知られていて、これは 2005 年とかだとまだ Linux がそこまで強い実装ではなくて、2000 年代前半までは Linux なんてオモチャだという風潮が Unix の人達の中にあった
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SCO なんて Linux は Unix の著作権を侵害してるーなんつって 2000 年代にもなって訴訟ふっかけてるんだよね。SCO はそのうち Unix 商標権の保持者としての正当性まで疑われた。
訴訟合戦、元々 AT&T はそんなバカなことしてなかったんだけど、Novell が買収して、SCO が買収して、という過程で訴えて金稼ごうとしたバカやったんだよね。
POSIX は AT&T と BSD の間の不毛な Unix 訴訟合戦とかの末に当時の代表的な Unix だった AT&T Unix (System V, SysV) と BSD Unix の間で共通してる部分とかを規格化した妥協案みたいなもの。
現代の UNIX® の定義だと、POSIX という IEEE 標準になった、OS API 群とコマンドユーティリティなどの標準規格を満たした上で、UNIX® の商標権を持つ The Open Group から認可を受けた OS、ということになる > Unix
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macOS の kernel は Mach 3.0 ベースだけど XNU になってあれこれが全部 kernel land に戻されたうえにそこからもう 20 年近く経過しちゃったから GNU Hurd のサーヴァー群が動く GNU Mach とはたぶん乖離が激しいけれど、親は同じ
Mach は 4.2 BSD を土台に 4.3 BSD Unix と互換する目的で作られたけれど、途中からカーネルは完全に別物になってシステムコールのサーヴァーが 4.3 BSD 由来ってだけぐらいには別物なので、BSD 系と言われると結構微妙なやつ。macOS はユーザーランドを 4.3 BSD ではなく FreeBSD ベースにしたけれど。
Tevanian Jr. は Mach 関係で PhD を取得したあと NeXT Computer に入社している
macOS はというと、Carnegie Mellon University で 1980 年代半ばから Mr. Avie Tevanian Jr. が先導した「肥大化した Unix を小さいモジュール群にして健全にしよう」プロジェクトである Mach microkernel という研究を利用した Mr. Steve Jobs によるワークステーション OS「NEXTSTEP」を Apple が買収したので、結果として Unix です
最初はこのカーネルも AT&T Unix へのパッチセットだったんだけど、1980 年代半ばから Unix のコードの著作権で訴訟がはじまったりして、BSD から AT&T 由来のコードが完全に消されたけれど、もはやオリジナルとの乖離が大きくて、数個のファイルを開発するだけで使えるものだった。そこで、i386 向けに移植して数個のファイルを開発したのが 386BSD、その fork が現代の Free/Net/OpenBSD です
Unix は 1970 年代半ばから、分社化で独禁法の縛りを脱した AT&T の商用 OS になっちゃったので、その後も AT&T の Unix の開発は続くんだけど研究の土台や hacker の遊び場としては BSD が最先端になりました。ちなみに BSD は Berkley Software Distribution で最初は Unix の上のアプリケーション集だったけど途中からカーネルまるごとセットになった。
Unix → 1960 年代末期から 1970 年にかけて AT&T で開発された研究用 OS。現代的な OS が持つ概念をほぼ全て持っており、今の OS の基礎になっている
BSD → AT&T の Unix を Uinversity of Calfornia, Berkley (UCB) で fork・開発したもの。DARPA の研究資金で TCP/IP を開発する土台になったのでインターネットの歴史と非常に関連する
Linux → 1990 年代にフィンランドの学生が Unix の API と互換する自作 OS を作ったやつ。Unix と歴史的連続は皆無。
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X68000、Unix、IRC というワードチョイスはなかなか絶妙で 1980 年代の最先端っぽいところがまたサイバーパンクのガジェットとしていい味出している、という狙ったやつで、でもそこで 80 年代のマシンとしてコモドーレ 64 や Macintosh じゃなくて X68000 がチョイスされるあたりが非常に日本的なのよな
『ニンジャスレイヤー』で UNIX やペケロッパ(X68000)、IRC が出てくるのは単なるおふざけに近いんだけど、ジュラシックパークで出てくる Unix は本当に UNIX® なんだよな(SGI IRIX)
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でも TED とかで登壇して喋るきらきらしたスタートアップ、ゴールドラッシュに代わるアメリカンドリームの新しい姿ってああいう人達ですよね。
Done is better than perfect もまた worse is better に近いものだとおもうけれどこれは Facebook founder の Mark E. Zuckerberg の言で、彼はべつだん Unix とかに立脚した出自を持つわけではない
hacker の根源は MIT の鉄道模型クラブのそれであって、Unix は彼らに好まれたかもしれないけれど AT&T Bell Lab の人は worse is better とか思ってないので Unix に代わるもものとして Plan 9 を作ったりした
Unix-Haters Hanbook で指摘されている CLI の一貫性の無さとかはそもそも Unix がどんどん拡張されていった歴史と POSIX なんかがそもそも BSD と AT&T の最大公約数を取った妥協の産物であって何か徹底した設計思想で生まれたものではないので、オリジナルの設計者もマズったなあと思ってるところは多々ある
あと最近の企業倫理がすっぽ抜けてるヴェンチャーとかたまに居るのは IT 関係ないスタートアップ文化のごく一部だしな
たとえば Apple は Mr. Bill Gates に「BASIC を違法コピーするのはやめろ」と弾劾された Homebrew Computer Club の出身のような文化圏の出身であって、もともと Unix のような研究所文化とは無縁だし。
いまの IT 企業の気風は完全にシリコンヴァレーのハッカー達のそれであって Unix から来てはないとおもう。無関係ではないとはいえ。
今のちゃらんぽらんで無責任なIT業界の根っこの重要な部分がUNIX哲学由来かも感><
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あれ ver. の更新ごとに査定と金がかかるから結構なコストのはずで、大抵の Linux distribution にその必要性はほぼ皆無なんだけど、華為はビジネス上 UNIX® である要件がなにかあったのでしょう
なぜだか The Open Group に金貢いでるので UNIX® ということになっている。華為に限らず UNIX® になった Linux distribution は過去にもある
たとえば unikernel だって既存ソフトウェア資産との互換性のために完全に新しい API でもいいところをあえて Linux 互換性持たせたりするやつが居て、POSIX API と実質的に互換する必要性はまだかなりあるんだけど、それをするにあたって金を払ったりかなりのコストかけてテストを通して UNIX® 認定を貰う必要はないわけで