図がとても詳しく,古代人の名前に長音符が付いているのみならず日本語の新聞記事でポリツィアーノの名前を見ることになるとは思ってもみなくて驚きでしたが,編集協力に木庭顕先生の名前があるので納得.
(文化の扉)西欧近代、古典が源流 古代ギリシャ・ローマの分析、多様な学問生む:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/DA3S14086979.html
図がとても詳しく,古代人の名前に長音符が付いているのみならず日本語の新聞記事でポリツィアーノの名前を見ることになるとは思ってもみなくて驚きでしたが,編集協力に木庭顕先生の名前があるので納得.
(文化の扉)西欧近代、古典が源流 古代ギリシャ・ローマの分析、多様な学問生む:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/DA3S14086979.html
多分,去年出たこの本(『誰のために法は生まれた』)が非常に良い,話題になった本なので,こういう価値のある記事が掲載されたのもその延長上にあるという面があるかもしれない.
https://gnosia.info/@ncrt035/101256213263226806
植物園ついでに至成堂に行って真相を確かめてきましたが,本当に8月いっぱいで事業そのものを終了するそうです.信じられない…
データサイエンス学部の人気沸騰 志願者増加数で滋賀大が国公立大トップ:滋賀:中日新聞(CHUNICHI Web) https://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20190707/CK2019070702000039.html
2000年以上にわたって科学者を悩ませた「レンズの収差問題」がついに解決される - GIGAZINE https://gigazine.net/news/20190708-aberration-problem-solved/
ディオクレースの名前が出てきたのでヒースのギリシア数学史を繙いたらシッソイド(cissoid)の話が出ている.《蔦の葉状》という訳が当てられていて,κισσός《木蔦》に由来する語だ.
LSJを引くと,κισσοειδήςは,文字通り《木蔦のような》という形容詞の用法と,数学用語として女性名詞κισσοειδής (γραμμή)《シソイド曲線》の用例がある.
エウスタティオスを引用する場合の流儀がわからなくなったのでDickey, Ancient Greek Scholarshipを見ると,基本marginal numbersで良いようだが,TLG所収のテクストはそれが省かれていてVan der Valk版の頁・行番号がついているらしい.不便そう.`Unfortunately, these numbers are omitted from the TLG version of the text, which instead gives references by page and line of Van der Valk's edition' (Dickey 2007: 24)
色の把握において重要なのは特定の一点の正確な色ではなくて,その近傍を含めた色の一群なので,良い手本からスポイトで採色してもうまくいかない(逆にそういうことをすると,「えっここそんな色なの」という発見はある).