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前書きからしてすでにエモかった
SSHなのに、エモい。【前書き】|こふか|note https://note.mu/carotene4035/n/n7c2cf935ef24
書物はいくら記してもきりがない.学びすぎれば体が疲れる」(『旧約聖書』「コヘレトの言葉」12.12)
「学び」に対応する語がラテン語聖書だとmeditatioで,一瞬英語のmeditationを思い浮かべて「随分意味が違うのでは」と思ってしまったが,「学習,稽古」の方の意味だ(七十人訳だとμελέτη. ヘブライ語は知らないのでלַהַגのニュアンスがわからない).
英語訳はof making many books there is no end, and much study is a weariness of the fleshなのでstudyとしている.
それで気づいたが英語のmeditationには基本的に《沈思黙考,瞑想》の意味しかないのか.
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言われてみればラテン語のmeditorで一番すぐに浮かぶのがウェルギリウス『牧歌』冒頭のTityre, tu patulae recubans sub tegmine fagi | silvestrem tenui Musam meditaris avena;《ティーテュルスよ,君は枝葉広げた橅の下に寝そべり,森の調べ(ムーサ)をか細い葦笛で稽古する》(Verg. Ecl.1.1-2)だ.
Ernout & Meilletの語源辞書を引いて教えられたところとしてはmeditorは,はじめ身体的・物理的なあらゆる種類の鍛錬を意味していたところ,exerceoが特に身体的な方に使われるとその対比でmeditorの方は精神的な活動に用いられるようになったと.
外国語講座としてだったらお金払って話し相手になってもらうの何も問題ないのに母国語でそれやろうとするといかがわしい感じになるのバグでは?
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たとえば「ウェルギリウス」と書きたくて,でもそのままだと芸がないから言い換えたいと思ったとき,「マントゥアの詩人Mantuanus poeta」みたいな実用された別表現が引ける用例リストなどがあると作文する際に便利かもしれない(この程度は暗記しておくべきそれはそう)
著作権「過保護」が科学の発展を妨げる - 山内正敏|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト https://webronza.asahi.com/science/articles/2019032600008.html
DownloadsのところにあるコンテンツのひとつSome aspects of Greek word orderがギリシア語の語順と文章の組み立て方について書かれてある資料で,Example 3(p.7)で引かれているイソクラテースの例文は,文章の構造が分かりやすいようインデントしてあって,なるほどこういう手法はいいなと思った.
http://atticgreek.org/downloads/WordOrder.pdf
この前の新しいギリシア語文法の本(https://gnosia.info/@ncrt035/101798852226313719 )でも,syntaxよりさらに上位のtextual coherenceというカテゴリが設けられていたように,より大きな視点で見た文章の組み立てられ方や語順・接続詞に関する研究は進んできているのだなぁ.
大阪大学トイレ研究会なるものが存在するのか🤔
https://twitter.com/handaitoilet