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おはようございます。

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住居表示法の問題だけじゃなくて、そもそも住所の考え方が、江戸時代において都市部だったか農村部だったかで分かれているんだよな。
1889年の市制町村制にともなういわゆる明治の大合併で、江戸時代の村落を新制度に伴う町村の一区域とした。これが「大字」である。その後近現代に農村から都市部に変わった地域では、住居表示法のもとでもその大字を引き継いだ町名になっていたりする。
日本の住所は結局この「村落」の考え方がベースになっているから、海外のような街路名基準の住居表示が普及しないと思われる。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/kodera/1512633.html

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DXに取り残された? 「住所」というシステム【小寺信良のくらしDX】
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大字は明治の大合併に関連しているので、明治の大合併を経験していなくてその後も町域名の再編が行われなかった地域では小字しかなく、住所表記で小字を省略するのが通例となっている都道府県では市区町村名の後に番地を表記することになる。