既存の秩序は不公平である(それ自体は正しい)という考えから、既存の秩序を破壊してくれそうな存在に期待してしまう。それがパワハラや違法行為を行うかどうかは、この際問題ではない、という意識があるのだろうなと思う。
本当は「格差を維持する既存の秩序」を破壊したいと願っているのに、「格差の是正のための仕組みを破壊」しようとする人への支持に向かってしまう。
既存の秩序は不公平である(それ自体は正しい)という考えから、既存の秩序を破壊してくれそうな存在に期待してしまう。それがパワハラや違法行為を行うかどうかは、この際問題ではない、という意識があるのだろうなと思う。
本当は「格差を維持する既存の秩序」を破壊したいと願っているのに、「格差の是正のための仕組みを破壊」しようとする人への支持に向かってしまう。
あとパワハラキャラクターへの憧憬には、有害な男性性として棄却されたものに回帰したい心理が隠れていそうな気がする。
なんか強いリーダーに見えるものに惹かれる心理があるのだ。それは社会的動物である人間が本能的に持つ仕組みかもしれない。
その強いリーダーがどこに向かおうとしているか無関係に強いリーダーに見えるものに引きつけられるので、有害な人物がちょくちょく統率者になってしまう。
いわゆる反対者を黙らせらるような「強いリーダー像」というのは大嫌いなので、もしこれが、市民に支持される人物が持つべき能力の一つだとしたらとても悲しい。
仮に選挙に勝つためだとしても、そういう人を神輿に担ぎたくはないもの。
しかし、官僚の内部告発により議会で不信任にされた首長が選挙で返り咲いた場合、報復人事を防止するのは難しいですよね。いい案が思い浮かばない。優秀な人材が官僚にならなくなるし、イエスマンだらけで役所が駄目になるだろうけれども、それを防止する方法がない。どうしたらいいんだろう。