子安宣邦の「日本近代思想批判」読みはじめて、のっけから柳田国男が批判されているけど、牽強付会な読みばかり繰り返していて、うーん
子安宣邦の「日本近代思想批判」読みはじめて、のっけから柳田国男が批判されているけど、牽強付会な読みばかり繰り返していて、うーん
マルクス主義的な資本主義観だとやっぱり消費についてあまり分析できないんですかね。労組とかもっとちゃんとしたほうがいいのはそうなんだけど(しかしこっち方面はいまの日本で期待できるんだろうか...)、それだけだと、ものごとの半面しか見えていない感じが拭えない。
「「国語」は死して「日本語」は生まれたか」はかなりおもしろかった。
この論考は、「国語」と「日本語」の概念差はなにかということだが、そもそも「国語」というのは明治以降に国家の統一言語として生みだされた概念だけど、それが侵略戦争のなかで外国人に日本語教育をする必要がでてきた。それで「国語」という教育装置を見直さざるをえなくなってきて、発明された概念が「日本語」というもので、対内政策(国内の日本語教育、ナショナリズムと一体化した日本文学教育やらを含む「国語」)と対外政策(植民地にたいする言語輸出政策、外国人の日本語学習)を分割するものが「国語」と「日本語」の差異だ、という話。
この論点、現代においては「論理国語」という概念の発明によって、従来の「国語」教育をスポイルしようとしているとおもうのだが、従来の国語教育が支えているのは「日本文学」というものの存在そのもので、そもそも日本文学という概念は教育という制度によって維持されているとおもう。その視点からすると「論理国語」というのはかなりアンチナショナリズム的な日本語教育で、当時侵略国に対して日本語を輸出しようとした教育体系に近づくのではないか、という気がする。
これはおもしろそうだけど、いまはまだ読めそうな気がしないな...。時枝あたりから入りたい。
https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1170-0.htm
「世界史的立場と日本」の中古価格すごい...。
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「世界史的立場と日本」は京都学派の座談会で、
(西谷)今度の戦争の非常に違う点は、それが国民国家としての戦争であると同時に、他方で全く新しい積極的な動機を含んでいる点にあるといえる。つまり自分一国の存亡だけでなくて、その存亡が、共栄圏を建設するとか世界に新しい秩序を建てるとかいうことに結びついている。
とか
(西谷)今迄の支那に対する行動が、外観的には或る程度やはり帝国主義的に誤り見られる外形で動いていた。政策的にもそういう風に見られる形をとっていたかも知れないが…。
(鈴木)つまり不透明さがあったんですね。
(西谷)一種の不透明があったと思う。
とか、やばさが溢れている。
今次の戦争は世界史を画期し従来の西洋中心帝国主義にたいして世界新秩序を構築するものなので、日本は帝国主義じゃない、倫理的な動機にもとづいて戦争やっていると哲学者たちがクソ真面目にやっている。ぜひ文庫本でだしてほしい。
昭和の思想史的なテキストに「北一輝」の著者名渡辺京二の名がでてきて、おや?とおもったけどやっぱりイリイチの「コンヴィヴィアリティのための道具」の翻訳の人か
これ、「ひよっこデザイナーが作る動物図鑑」ってデザインかなり上手くて「ひよっこ」というレベルではない。情報がかなりきれいに整理されいてる。
https://totteoki.studio.site/top
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仮名垣魯文の没年が1894年、魯迅の生年が1881年、ありえない記述ですごい。これ生成AI記事だろうな…。半分くらい事実、半分くらいデタラメという按配で、検索にはしっかりヒットする。
仮名垣魯文は、江戸時代後期から明治時代にかけて活躍した戯作者です。「魯文」という号は、魯迅と文豪に由来しています。
ttps://office-kitano.co.jp/products/about-the-kanayomi-a-meiji-era-newspaper/
お松さん、元非人で詐欺師とか、そういうのだったとおもいます
「鳥追お松の伝」は、子どもたちに勇気や正義感、勤勉さなどの大切さを教える物語として、明治時代の子どもたちに親しまれました。また、この物語は、鳥追お松の生涯を後世に伝える貴重な資料として、現在でも読み継がれています。
事実は半分もないな。四分の1くらいは事実にもとづくのだが、全体としてはほとんどデタラメ。
これはイラストが生成っぽいからデタラメだと気付く人もいるだろうけど、今後こういうフェイク記事はどうなっていくんだろう...。だいたい office-kitano\.co\.jp ってひどいな...。
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@Ksyzr
それと、"he", "him", "his", "she", "her", "her" に替えて "they", "them", "thier" を使うこともかなり普及してきたみたい。
@Ksyzr
Free Software 界隈での話ね。私が長年かかわっている Free Software のプロジェクトでは、ウェブ・サイトやマニュアルの記述が変更された。
実際、一般にもそうなんだろうと思う。
別に性別なんて関係ないよね、という思想が言語の文法を変更するという、考えてみればすごい事態が進行している。
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生成AIとかあんまり関心ないけど、コンテンツ産業全体がまったく考えられていない「クリエイターを守ろう」は、産業全体が歪になるだけだからまじでやめてほしい。
署名「画像生成AIからクリエイターを守ろう」が賛同1万件間近に 「AI生成物のみ非親告罪に」などを主張 - ITmedia AI+
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2404/08/news176.html
「墓地清掃士」ってなに、そんな謎資格あるの...
https://www.happy-bears.com/kurashi/maintenance/ohaka-creaning/
「浮世」って「現世」ではないから、浮世絵が風俗画だというのはヨーロッパ美術概念を経由した誤解だよな。
floating world という英訳はかなり適切な語だという印象があり、定住民に対して floating な人たちの住む世界が「浮世」なんだとおもうけど、そうするとやっぱり芸能民とか網野史観とどう繋げるかとか、そういう方向が重要な気がしている。
そういうことを大吉原展でやっていると期待していたがあてが外れた。
この記事、イスラエルによる犯罪的行為の異常さがよくわかる
ガザの3万7千人を標的化:AIマシーン「ラベンダー」の存在明らかに イスラエル独立メディアが調査報道(川上泰徳)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c72d4cbc32aa5577eac494dfd75b43652a20555f
Google と Amazon が提供していた Project Nimbus はAIのプラットフォーム提供だった気がするけど、これに関わっているんじゃないのか...
Amazonはホームセキュリティ Ring を販売し、その動画ネットワークが警察に共有され、人種プロファイリングをしているのではないかという疑惑がある。また Ring の Wikipedia によれば、顔認識技術を使用して不審者の自動通報などがあったのではないかという話がある。このあたりの技術転用が Project Nimbus を通じてラベンダーに入っていても不思議ではない。
https://en.wikipedia.org/wiki/Ring_(company)
Google のこっち(Project Maven)は2018年の記事だけど、おそらく攻撃ドローンに物体認識させるやつで、それを米国防総省と提携していた。GはOSSの利用で「攻撃的な目的ではない」という弁明をしていたらしく、世論の反発を受けて国防総省との契約はすでに打ち切られているらしい。
これもいまのガザの地で使われている技術で、イスラエルの武器開発にGoogleとAmazonは積極的に関与しているようにしか見えない。
https://www.cnet.com/tech/services-and-software/google-employees-push-back-against-companys-pentagon-work/
AmazonとGoogleの技術開発が生み出すものと、イスラエルのあまりに非人間的な自動化された殺戮システムとには、どうしても近いものが感じられてしまう
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