集会では、兵庫県と兵庫県人権啓発協会が作った「多様な性への理解を深めるために」というパンフレットが資料の一部として配布されたのだが、これは基本的な言葉や論点を分りやすく解説したもので、良く出来ていると思った。
・いないのではなく、気付いていないだけ ... 性的少数者の割合は全人口の5~8%。我が町のような人口2万人に満たない田舎でも1,000人ぐらいはいる、ということ。まさに見えていないだけなんだな。
・性を構成する要素 ... 身体の性(からだの性)、性自認(こころの性)、性的指向(好きになる性)、性的表現(表現する性)
・性的指向と性自認、そして、LGBT という言葉の説明(Q+ については説明が省略されている)
・性的少数者が直面するさまざまな困難
・こんな言動はNG ... んー、ここはちょっと問題かも
・アウティングとカミングアウトの違い
・性的指向および性同一性障害者に関する人権問題について ... 「障害」? これは議論があるところなんじゃないかな、と思った。
細かく見ると突っ込みどころはありそうだが、全体としては良いと思った。