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Sさん（亡父）が晩年に書いた日記が遺っていて、Tさん（叔父）から電子データとして読めるようにしてはどうかと示唆されているのだが、もう20年以上経つのに、まだ読んでいない。

Mさん（老母）も、この頃はもうやめてしまったようだが、ずっと日記を書いている。読むだろうか。たぶん読まないだろう。

祖父母の書いたものなら、または、父母の兄弟姉妹が書いたものなら読めるかな。父母は関係が近すぎて、読んでいるうちに腹が立ったり恨み言を言いたくなったりしそうで、気が進まない。

私自身が書いているものも、多分、私の子たちは読まないだろう。ウェブ・サーバ上のデータは消去され、ハード・ディスク内のデータもパソコンと一緒に廃棄されて消える。流れ出たデータは、しばらくの間は残響のようにインターネットに漂って、何かのAIに微々たる意味を持つ学習素材を提供するだろう。

遺すのなら紙媒体（出来れば和紙と墨）が良い。電子データはすぐに壊れる。

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お盆なので、野良仕事は休止して、昨日と今日は D.I.Y. で遊んだ。今回は小規模土木工事。

庭先に埋め込まれている量水器ボックス（上水道の元栓と水道使用量計が入っている鉄製の箱）の改修です。これの上面が地面より5cmぐらい低くなっていて、いつも半分ぐらい砂利や土に覆われている。2ヶ月に1度の検針の時に、係員が苦労しているようだから何とか出来ないか、とNさん（妹）から要望があった。

量水器や水道管そのものの位置を変えることは出来ないので、量水器ボックス自体を5cmぐらい引き上げて再設置するというアイデアは却下。

屋上屋ならぬ量水器ボックスボックスを周囲に設置して地面との高さを調節することにした。

型枠を作って量水器の上に置いてコンクリートを打設。インスタント・コンクリート 20 kg 1 袋。予想以上にコンクリートが必要だったので、最初の思惑とは違う作りになったが、まあ良い。

2x4の端材を使ってフタを作った。今のところは像が乗っても大丈夫。ただし、保護塗料を塗ったとは言え、雨ざらしになるから、耐久性は期待できない。暇を見て鉄板でも張るかな。

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だいたいオシアヌスなどという中途半端な名前がよろしくない。由緒正しくオケアノスか、英語なまりで行きたいならオーシャナスとかにしておけ、と。

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