個人の経済力って、極めて社会的・政治的な問題だよね。その人がどういう社会的立場にいるかによって大きく左右される。
「自己責任」
ビンボーなのは自分が怠けたためとか、金持ちなのは自分が頑張ったからとか。そんな訳ないよね。みんな、その社会が個人に押し付けているハンディキャップの下で競争しているんだから。ハンディキャップのルールの妥当性を前提にしなければ、自己責任なんて言えないだろう。
人権というものを真面目に考えるなら、世界中の人間が同じ年収を得て良い筈だと思う。資本主義経済の下ならね。
それでは現実の人間社会はうまく回らない。誰も彼も、何もかも、平等に扱ってはいけない。善きものを奨励するために、善きものにはより大きな経済的報酬を与えるべきだ ... ということは理解できる。それが正しいと思う。人間が楽しい生活とそれを支えるだけの余裕がある経済力を求める存在だとということは認めた方が良いと思う。
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今夜も酒が頭に回ってきたので、ここで考えるのを終りにする。もう寝よう。
みなさん、おやすみなさい。