身近な人を「毒」という言葉で表現することについては、最初に思い出すのは中島みゆきの
「私はあなたの毒になる」
という歌詞だな。
何ていう歌だったっけ。忘れた。『歌暦』という、ほぼこれしか聴かないライブ・アルバムに収録されている歌の一つだ。
中島みゆきは、ぎくっとする言葉を発するので、聴かない訳には行かない。
二人だけこの世に残し
死に絶えてしまえばいいと
心ならずも思ってしまうけど
それでも、あなたは私を選ばない
とか。
何だ、その安っぽい歌謡曲みたいな歌い方は? とか、演歌かよ? とか思うことも多いけれど。
でも『歌暦』は良いですよ。面倒臭い人(誰よ、それ)にもお奨めできます。