【八王子市夢美術館 夢美セレクション展】
https://www.yumebi.com/exb.html
美術館が収蔵・管理しているもののなかからの展示。
清原啓子(1955-1987)の銅版画5点を目当てに観に行ったんですけど、明治時代の小説本の口絵に使われた木版画コレクションのコーナーも面白かったです。当時の単行本の現物展示もあり、この頃の装丁デザインがけっこう、いまの感覚で見ても洒落てるなあと思ったり。
清原啓子作品、同じ美術館で2014年に大量展示をやったんですね。えーん、この頃にこの作家さんを知ってたら、絶対に行ってた。
https://www.yumebi.com/acv62.html
八王子に縁がある洋画家のコーナーもありました。96歳で逝去する直前まで制作を続けていたという大野五郎(1910-2006)については、85歳でヨーロッパ旅行したときの風景画作品(そこそこ大きい)なんていうのも展示されてて。
思わず我が家の高齢者たちと同じくらいのお歳のときだよなあって引き比べてしまい、「なんてお元気な」とか……いやいやいや、キャプションに感嘆するんじゃなくて、もっと純粋に作品を鑑賞しようよ私。