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そんなにもあなたはガリガリ君を待ってゐた かなしく白くあかるい死の床で わたしの手からとつたガリガリ君を あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ サファイアいろの香気が立つ その数滴の天のものなるソーダの汁は ぱつとあなたの意識を正常にした