00:08:31

これは図書館で普通に借りられる本に書いてあることなのですが、寝酒はおすすめしません。

日本語では寝酒、英語ではナイトキャップという言葉がある通り(ナイトキャップという名前のカクテルもあるようです)、眠る前に飲むというお酒の飲み方は洋の東西を問わずあるようです。
 私も、遅い時間まで頭を使う作業をした時などは、美味しいお酒を少し飲んでリラックスしたいな、と思うこともあります。
 しかし、生理学・医学の観点からは、寝酒は睡眠の質を下げる、という研究結果があります。
 アルコールを摂ると心身がリラックスして寝付きも良くなりそうですが、後で目が覚めやすくなります。
 アルコールの血中濃度が上がると眠くなりますが、いったん上がった濃度は下がるとともにむしろ覚醒の方向に働きます。アルコールが分解される睡眠後半になると、交感神経の活動が高まって眠りが分断され、疲れが取れなくなります。さらに、アルコールには利尿作用があるので、トイレに起きる回数も増えます。
(続く)

00:09:39

(続き)

 また、寝酒は習慣になりやすく、アルコールへの耐性がついて飲む量が増える、依存を招きやすい、という問題もあります。
 寝ても酔いが覚めれば目も覚めてしまい、夜中にまたお酒を飲んで寝ることを繰り返す人も多く、こうなると飲む量も増えていきます。こうなると「アルコール依存性睡眠障害」という病気です。
 こういった弊害を避けるためには、お酒を飲むのは就寝する3時間前までにしておくのが良いようです。

(以上)

00:10:47

参考文献
『ビジネスパーソンのための快眠読本』
 白川修一郎、ウェッジ、2016
『驚くほど眠りの質がよくなる睡眠メソッド100』
 三橋美穂、かんき出版、2015
『睡眠ドクターが教える熟睡する技術』
 古賀良彦、メディアファクトリー、2013

00:11:52

@1045shookit おめでとうございます!良いことがたくさんありますように!

21:26:07

ちょっとROM
(IT老人会)
(というよりITという語が世に出る前の言葉だ)