関東軍の満州経営、まじで意味がわからん...
“0.88票差”に泣く…岐阜・養老町議選 最下位当選者522票に対し521.120票で落選「40-50票差なら諦めも…」 https://www.tokai-tv.com/tokainews/feature/article_20230425_27070
ある意味で同数でくじ引きしたやつよりも諦めきれんやつやこれ…
気になる。
ていうか InterCommunication が読めるってだけでもいいな。
https://distance.media/about.html
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「コンテンツにはなぜ値段がつくのか」というのはたぶん以前にはなかった問いのあり方で、「値段がつくような単位としてのコンテンツ」という枠組みが成立してきたからこそ、「コンテンツにはなぜ値段がつくのか」という問いが成立している。
いままで雑誌や書物という単位で販売していた(いる)わけだから、その媒体から切り離されたものとしてのコンテンツに価格がついていたわけではない。というか、現在においても、価格がつく対象としての「コンテンツ」の位置付けはかなり不明瞭だとおもう。
たとえば、DOIのようなものは「コンテンツ」にIDを振っていく仕組みだから、このID単位に価格をつけることは可能だけど、じっさい問題としては、サブスクとかが発達して「何を売っている/買っているかよくわからない」状態になっている。
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「5年後に気になって読むかも」とか「むかし読んだ気がするけど、どこだったかわからない」みたいなときのために買っていて、この場合、購買動機として書物という形態がけっこう重要になるんだけど、「コンテンツを買う」場合にはどのあたりが重要になるのだろうか。
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大手出版社だと、たぶん書店とか印刷業とか、そういう産業生態系のどまんなかにいて、既存の流通を裏切ってしまうと影響がおおきくて、業界が全体で変わるみたいなのがないと動けないところがありそう。コンテンツと読者の関係だけで割り切ることができないというか。
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大正期日本画に眼が馴れてきて、画家たちがどういうことを試みているのか、ようやく理解できるようになってきたな。いままで馬鹿馬鹿しいとおもってきたようなものも、あらためて見ると、ほうなるほどみたいになる。
たとえば、清方の「ためさるる日」(大正7年)とか馬鹿らしいとおもっていたんだけど、これとか「なるほど」となったやつ。
これは島原遊廓における踏み絵がモチーフだけど、左隻の花魁(太夫)の厭そうな顔と、右隻のもはや醒めきった顔が描かれている。文字通りにはそれでいいんだけど、そもそも、ここで目指されているのは、そういった歴史画的なものだったり描かれる花魁(太夫)の心理描写だったりではなく(いやそれはあるんだけど)、「花魁」という浮世絵表象をいかに解体するかなのだ。こんな不安な表情をした花魁が浮世絵で描かれることはありえなかった。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/25269
もうすこし文脈を補足する。
清方の「ためさるる日」は大正7年だけど、大正3年に東京大正博覧会がおこなわれている。このとき、博覧会の便乗企画として吉原で花魁道中の復興がおこなわれる。ここで花魁道中をやらされた花魁の白縫が翌年人権侵害を訴えて自主廃業している。娼婦と蔑まれながら、たんなる好奇の眼にさらされる「再現された花魁道中」が苦痛でなかったはずはない。
大正になって、すでに終わってしまった花魁道中を復元しようとすることは、博覧会に来るであろう外国人観光客にむけてのジャポニズム的な文脈もあるわけだけど、江戸期浮世絵の表象をニッポンだとして生身の身体を抑圧することが大正期の雰囲気としてあったと言える。
そういう前提を置いて、「ためさるる日」を見ると、「浮世絵」というイメージそのものを攪乱することが清方の目標になっていると理解される。花魁の白縫が花魁道中を強制されたのは、江戸期浮世絵表象にまつわるセルフオリエンタリズムに起因するが、清方の絵は「浮世絵」というイメージそのものを揺さぶろうとしている。清方がセルフオリエンタリズムを批判したとか言いたいわけではない、そんなパースペクティブが彼にあったはずがない。そうではなく、浮世絵というイメージの固定性が問題だったのだ。
たぶん清方の絵がこのような解釈をされた試しはないはずで、それは大吉原展のキュレーションを見ればわかる。
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