プログラミングは、ファミリーベーシックが最初だ。
ファミコンに専用カートリッジとキーボードを接続して、パソコンのように自分でプログラムを入力して、動かすことができるという代物だ。
別売りの周辺機器で、作ったプログラムを保存するための『データレコーダー』という記録装置があり、カセットテープに音として記録することもできた。
当時はたしか小学4年生ぐらいで、添付されていた取扱説明書をすり切れるまで(実際ページがかなりちぎれた)何度も読み返しながら、やれることは全部やってみて、肌で身につけていった感じ。
V3も買ってもらい、こちらも同様に説明書から知り得ることは何でも試してみた。V3はメモリも倍増していたし、取扱説明書も判型が小さくなって厚みがどっと増えて読み応えがあり、さらに面白かった。
当時はインターネットのようなものは無かったので、情報は友達から見聞きする話や書籍だけが頼り。
マイコンBASICマガジン(ベーマガ)という、読者が作ったオリジナルゲームのソースコードが掲載された本があり、そこにはいろいろなパソコンの各機種向けにそれぞれ数本掲載されていた。実に貴重な情報だった。