@nixeneko
πλήρωμαは属格が-ατοςになる子音語幹なのでここから規則的に形容詞を作るとπληρωματικόςになりそうです(この語自体は辞書に例が出ないですが…).
@nixeneko
πλήρωμαは属格が-ατοςになる子音語幹なのでここから規則的に形容詞を作るとπληρωματικόςになりそうです(この語自体は辞書に例が出ないですが…).
もちょっと調べてみたらπληρωματικόςという単純な形はなくてもἀποπληρωματικός, παραπληρωματικός, συμπαραπληρωματικόςという接頭辞のついた例はあることがわかった.
συμπαραπληρωματικόςはアリストパネース『アカルナイの人々』のὅσα δὴ δέδηγμαι τὴν ἐμαυτοῦ καρδίαν《幾たび心を噛まれる思いをしたことか》という1行目に対するスコリアに出てくるだけの珍しい単語で,
Θαυμαστικὸν τὸ ὅσα, ἀντὶ τοῦ πολλά. ὁ δὲ δή συμπαραπληρωματικὸς αὔξησιν δηλοῖ.
《「幾たびかὅσα」は感嘆的で「数たくさんπολλά」に代わる意味である.他方δήの語は充当的で引き延ばしを示している》
ということだからδήが隙間を埋め満たすための虚辞的・冗語的なものだという説明のようだ.
これは文法用語辞典に採録してもよさそう.
#gloss_gramm
単語自体はもうリストに入れてたので後で編集しよう.
https://github.com/ncrt035/lexiconGrammaticum/issues/17
フォルチェッリーニのラテン語辞典(Totius Latinitatis Lexicon)のOnomasticonの方
1 (A - B) https://books.google.co.jp/books?id=0_NJAAAAcAAJ&hl=it&pg=PP7#v=onepage&q&f=false
2 (C - E) https://books.google.co.jp/books?id=HvVJAAAAcAAJ&dq=Totius%20latinitatis%20lexicon%3A%20Onomasticon&hl=it&pg=PA3#v=onepage&q&f=false
3 (F - K) https://books.google.co.jp/books?id=aXNPAQAAMAAJ&dq=Onomasticon%20totius%20Latinitatis&hl=it&pg=PA3#v=onepage&q&f=false
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