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NHK杯2日目。

私はアイスダンスでは英国のフィアギブ組がとても好きなので、GPS初優勝嬉しい。フリーはエキシのような楽しさでしたね。「ダンスの」競技プロで「ロッキーのテーマ」を聴くとは今シーズンまでは想像もしていなかったが、そういうセンスも好きだよー。そしてそういうチョイスに説得力を持たせるためには確固とした技術が必要なのであろうと思う。

アリソン・リードさんが、姉のキャシーさんと亡くなった兄クリスくんの写真をキスクラに持ち込んでいたのに胸がぎゅってなった(銅メダルおめでとうございます)。

女子FS。イェリムちゃんの3Lz-3Tのとき久々にリアルに「壁が避けろ」って口を突いて出た。だってあの壁さえなければ、加点確実のダイナミックな素晴らしい幅広ジャンプだったじゃないですかー! そして壁とスケーターが衝突したら、壁が負けるのか……なんか表面欠けてたよね? 選手に大きなダメージがないならよかった。

(ちなみに、かつて「壁が避けろ」と言われまくっていたボーヤン選手は意外と、当時もそんなにモロにぶつかりはしていないはずなんですよ、窮屈そうなセカンドジャンプになったりはしていたけど。)

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ゆなすみペアは、結成半年、公式試合2つ目、初めての国際大会がいきなりのグランプリという大舞台だったそうだけど、頼もしい雰囲気で今後が楽しみです。

はるすみがルール改訂で一緒に試合に出られなくなって結局解散したときはショックでしたが、お茶の間で寂しがる観戦者など関係なく、ご本人たちは前に進んでいくのだ。

男子FS。宇野選手は、今季はショートもフリーも、これまでにない感じで独創的で新鮮だなー。鍵山選手、後半に転倒こそあったけど、終盤のステップからスピンへの流れが圧巻で息を呑んで見守ってしまった。これがコストナー先生効果? ありがたいものを見た。

ファイナル進出メンバー、シングルは男子も女子も6名中半分が日本の選手で、やっぱり層の厚さを感じる。ベルギー女子が今シーズンは存在感増し増しで楽しみ。