一度でもうつ病で休職した従業員は二度と復職させずに自主退職に追いやるというのを「そんなの会社では常識でしょ?!」として聞いたことがある。これを聞いたのはもう20年以上前になると思うけど、こういう記事を読むにつけ、きっと未だに少なからぬ会社・組織ではこのことが〈常識〉なんだろうし、ほとんどの人は泣き寝入りしているのだろうと推察する。
曰く「ちゃんと病気を治してから復職した方がいいんじゃないの?」「完全に治ってから復職した方がいいんじゃないの?」「中途半端に回復したところで復職すると、また悪化して休職することになり、あなたにとってもまわりの人にとってもよくないことだから」などと表面的には病気で休職した従業員のことを心配しているように見せかけて、その実、二度と復職させずに絶対に自主退職に追い込むのだという。
人間ってどこでどう間違ったらこんな風になってしまうのかね。
RT: JTがうつ病からの「復職」を6回断った末に「退職扱い」…識者は批判「休職期間満了を利用した解雇規制逃れ」:東京新聞デジタル https://www.tokyo-np.co.jp/article/385678