09:48:44 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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収蔵作品のご紹介:花装飾モザイク鏡
(19世紀 ヴェネチア)

細かいガラス片を並べ、立体的にバラや小花を表現した鏡。多彩なガラス断片を漆喰に埋めて、様々な模様や人物等を装飾したガラスのモザイクは、色ガラスの生産を特徴としていたヴェネチアのガラス工芸にとって、他国のガラス産業にはできない最大の利点であった。
19世紀から20世紀には、古い教会の修復や壁画を飾る為に用いられ、併せて、新しい建築用の照明器具や建材、あるいはインテリア用品に取り入れられた。

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14:30:55 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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箱根の美術館では休館期間延長も|NHK 首都圏のニュース
当初、週末のみの臨時休館を予定していましたが、期間を延長して、4日から12日までの9日間を臨時休館としました。
www3.nhk.or.jp/shutoken-news/2

18:51:15 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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収蔵作品のご紹介:TORO(雄牛)
(1954年|ヴェネチア|P.ピカソ-E.コスタンティーニ)

スペイン出身のパブロ・ピカソは、牛や闘牛をテーマとした作品を以前から制作していたが、1954年にエジディオ・コスタンティーニと出会い、ガラス彫刻の制作に参加した。ガラスの雄牛は、宙吹き技法で背の盛り上がりや、全体のボリュームを表現しながらも、ガラス特有の軽やかさを生かした作品となった。また、雄牛の角の下には、不思議な表情をした顔のような表現もされている。ピカソは、心の動きや精神が現れる「顔」を表現した様々な作品を多数制作している。

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