22:12:39 @feelingskyblue@misskey.design
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カイヨワ、「日本と中国の幻想小説はちょっと例外…」的なことを評論中で2回ほど言ってるのも面白かった
やっぱ西洋の一神教文化を経由して書かれる幻想文学と、アジアにおいて書かれる幻想文学では、超自然存在との距離や捉え方にもそりゃ差異があるよね

日本の幻想文学をほとんど通ってこなかったんだよな私……萩原朔太郎などの近代詩から間接的に影響を受けてはいるが
泉鏡花も澁澤龍彦も山尾悠子も通読していない……_(:3 」∠)_
エンデとブラッドベリとダンセイニは複数冊読んでるのに 読みたい本ばかりが増える

RE:
https://misskey.design/notes/9qqi37yfdy

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風野 湊🌿 (@feelingskyblue)
21:45:21 @feelingskyblue@misskey.design
東雅夫編著『幻想文学入門』 #読了 メモ📚
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ちくま文庫2012年刊のもの。ファンタジーに比べると幻想文学のこと何も自分の言葉で話せないな…ということで、おすすめされてた入門書を図書館で借りてきた​:ablobcat_dancing:
澁澤龍彦らの幻想文学にまつわるエッセイと、シャルル・ノディエ、小泉八雲、ラヴクラフト、ロジェ・カイヨワによる評論を網羅した本。というか評論が七割。シャルル・ノディエの文章は200年前の浪漫主義擁護なので相当古い

収録作の中ではロジェ・カイヨワによる「妖精物語からSFへ」評論がいちばん読みやすく印象深かった。1960年代に書かれたもの
秩序とハッピーエンドを指向する妖精物語に対し、啓蒙合理主義を経た19世紀以降になって現れる幻想小説は、現実に生じる超自然という混沌/亀裂/恐怖を描いている…という論旨。まあカフカ『変身』ゴーゴリ『鼻』シェリー『フランケンシュタイン』etc、たしかに快挙に暇はない
そしてサイエンスフィクションは、高度に発展した科学の持つ幻想的なイメージ(日常的な体験を越えた知覚と不安)に端を発したもので、幻想文学の系譜上にある……という感じに話が続く

自作、ファンタジーと幻想小説とSFのどれなんだか分かんね〜〜と常々思っていたが、ちょっと腑に落ちた感じ もともとが近しい領域なんだよな

ただ、戦後20世紀のファンタジー文学(『指輪物語』『ゲド戦記』)がまったく触れられてなかったので、その辺をカイヨワがどう考えてたのかは気になる あと児童文学への言及もない、妖精物語と名指されてるのはペロー童話集あたりの民話っぽいので この区分でいくとアンデルセンはどうなんだ?とか色々と気になる

カイヨワ、名前だけ知ってて著作読んだことないから、次は単著も探してみようかな
あと一緒に借りてきてるトドロフの『幻想文学論序説』も読む
こちらは構造主義の立場から幻想文学をいろいろ語ったもので、批判含め後続に与えた影響が大きいらしい さてどんなものかねえ

21:00:11 @feelingskyblue@misskey.design
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植物を買いに行きてえ…行くか…今週……🌴🌴🌴

13:36:14 @feelingskyblue@misskey.design
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わたしは看板を引っこ抜きまくるスナフキンが大好き
そして『ムーミン谷の十一月』でなんか聞き役ポジションになってしまい空気読んだり愚痴聞かされてる間に魚を焦がしたりしてしまうスナフキンも大好き……
:biglove:

13:35:11 @feelingskyblue@misskey.design
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スナフキンのゲーム、流れてくるゲーム画面のスクショがどれも面白そうすぎて笑っていますわよ​:blobcat_flowercrown: