これほんと…覚悟はしてたんですが、まるわかり翻訳になって、よりいっそう江澄のアレが虞夫人…というか、私の亡祖母に似てきて、こたえるものがある…。
個人的な話になりますが、私は親が共働きで、ほぼ祖母に育てられたのですが。これがまさに、虞夫人みたいな気性と言動をするひとで。愛情と嫌悪が極端に激しいため、言葉はもちろん、折檻めいた事もされ、何度泣いたか知れず。いまだに、夢うつつの時に、廊下を歩く足音が聞こえたりすることがあって。
実質、女手ひとつで家族を支えて戦後を生き抜いたひとなので、その位きつい気性を持たないと、やっていけなかったというのは理解できる。深く尊敬もしてるし、愛着もある。
けれど、再び会ってみたいか、一緒に暮らしたいかと言われたら、私は即座に拒否をする。
このトラウマめいた記憶があるせいで、いくら公正に判断しようと思っても、私は江澄に対して、少なからず愛憎バイアスがかかった見方をしているという自覚があります。
またこのゆえに、これらの場面で憤慨する藍忘機に、過度に思い入れをしてしまう自覚もある。
私もまた、怒り狂うと思う。
世界で最も信頼し、大事にしたいと思っている者を、そもそも手にしていたくせに、大事にしないどころか、さらに傷つけるような言動をされたとあらば。いくら当の魏無羨が大切に思う者であったとしても、いつもの事だ気にしてないと言われようと、剣を抜き刃を向けると思う。
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