パで3度目のラマダンだけど、イフタールの(少なくともパ🇵🇰での)キモになる習わしが、今回、どローカルな人たちと過ごすことによってようやく理解できてきた。
日々の断食は、「日の出前から日没まで」という認識しかなかったので、セヘリとイフタールの時間にこだわるのは単に喰える時間と喰えなくなる時間のギリを狙ってるのかと思ってたけど、どうやらそれだけではなく、正しく「閉じる」・正しく「開ける」コトでその日の断食は効力を発するらしい。
断食開始前のセヘリ(スフール)は日の出前の礼拝時間ファジュルのなるべくギリがよいけど、ギリが無理でも、十二進法な時計で0時過ぎに食事を取ってれば、正しく「閉じ」たと見做されて、その日の断食はカウントされる。
でもその日の断食終了のイフタールは何がなんでも日没後の礼拝時間マグリブのアザーンの声と共にに始めないと、正しく「開け」たとは見做されなくなって、その日の断食はカウントされずにパーになるらしい。
だからイフタール時間には時間に間に合うように右往左往する人が多かったのね。単に腹減ってるからイフタール時間を待ち焦がれてるわけじゃなかったのだ。