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どのSNSかではなく、どこもなんとなくだけど「気軽な無駄投稿」がしにくくなったと感じる。無駄な投稿が多い人はアルゴリズムで表示されなくなるし、黙ってミュートされるから。でも自分としては無駄な投稿が時系列で並ぶという「Twitter」の往年のコンセプトが好きだった。
昨日、NHKの大相撲中継を見ていたら、引退した元大関貴景勝が解説をしていた。現在は湊川親方。
いっぺんにファンになった。(今頃かい!?)
思い出の一番に、14日目で負けた一番を挙げていた。負けたけれど、良い相撲を取っているし、あ、おれ、この場所で優勝できるぞ、あした決定戦になっても勝てるぞ、と思ったと言う。
静かな口調で聞きやすい相撲解説も面白かった。押し相撲の力士が負けたのを見て、100%の力でぶつかろうとすると相手の変化に対応できない、80%ぐらいでも勝ちきるだけの力が必要、と言ったと思うと、押し相撲は100%の力でぶつからないと勝てないんですよ、と言う。「まあ、矛盾してるんですけどね」と、さらりと言う。
何よりも、眉根の深い縦皺がすっきり消えて、とても可愛らしい顔になってた。
Mさん(老母)を連れて投票所に行ってきた。兵庫県知事選挙です。
兵庫県民のバーカバーカバーカと蔑まれなければ良いのだけれど、さて、どうなるかしら。
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明日、病院で腹部エコー検査の予定なので、午後9時以降は絶食しなければならないのです。
水分は摂っても良いとのこと。
炭酸水も大丈夫ですか、と訊こうと思って訊くのをやめた。(わざとやめたな?)
疑わしきは罰せず、聞いてないよー、ということで炭酸水に薄く色を付けて飲んでいます。
ドストエフスキー・ロスを埋めるために目に付いたドストエフスキー論を読んでおります。
・亀山郁夫『別冊NHK100分de名著 集中講義 ドストエフスキー 五大長編を解読する』
・佐藤優『生き抜くためのドストエフスキー入門 ─「五大長編」集中講義─』
・佐藤優『ドストエフスキーの預言』
亀山の本は、ドストエフスキー研究の通説を押さえているような感じで、悪くはないのだろうけれど、あまり面白くない。優等生の答案のようなつまらなさがある。亀山は5大長編を翻訳していて、そっちの出来は良いと思うけど。
佐藤の一冊目は、二冊目に詳しく書かれていることのダイジェストまたはトピック集みないな本で、これは買って読む必要はなかった。
二冊目は本格的な評論で、これが圧倒的に面白い。
私は佐藤優を何かヘンな人だという認識しか無かったのだが、神学をバックボーンとして持つ人だったんだね。失礼しました。
神学研究者でありクリスチャンである若き佐藤はフロマートカというチェコの神学者の虜になるんです。外交官になったのも、チェコに行ってフロマートカ神学の研究を深めたかったからだそうだ。
そして、そのフロマートカはドストエフスキーから大きな影響を受けて、彼を預言者として捉えていた。それじゃあ、ドストエフスキーを読むしかないじゃない。
『ドストエフスキーの預言』は、そういう訳で、神学者(たち)がドストエフスキーをどう読み解いたかという本です。
佐藤の論述は、フロマートカのドストエフスキー理解に進む前に、フロマートカの師でもあるチェコの哲人大統領マサリクのそれに言及します。この部分も結構ボリュームがあって、私もやっとそこを読み終ったところです。今からいよいよフロマートカに進むところ。
ものすごく面白いですよ。
神学のような歴史のある人文学ってのは強力な道具だなぁとあらためて思います。