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ドストエフスキー『未成年』メモ4
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ドストエフスキー『未成年』メモ4

進捗 ... 100%

読み終った。面白かった。

『悪霊』はもういいけれど、この『未成年』はもう一度ゆっくり読み返してみたいと思う。

『悪霊』をディスりすぎかな。

この小説で面白いと思ったのは、ドストエフスキーが造形する登場人物の典型性がこれまでの小説に比べてずいぶん穏当であるところです。特に主要な人物は多層的な性格を持つ人として描かれている。逆に言うと、典型性の純度が低いのだけれど、その分、特定の時代と社会と境遇に制約されながら生きている人の姿をより正確に描いているように見えます。

私生児としてのコンプレックスを抱えて、激しやすく、気位が高く、そして早とちりでお馬鹿で頭の良い未成熟な未成年が語るという形式なので、ドストエフスキーは好きなだけ大袈裟に冗長な言葉を書き連ねることが出来て気持ちよさそう。あんた、もうちょっと言葉を節約できるんちゃうん?と思う。

でも面白かったから許す。

物語の構造はわりとシンプルで分りやすいと思います。

00:38:14
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何だかんだ言って、ドストエフスキーは面白いですよ。

我々は「スラブ主義」とか言われてもピンと来ないのだけれど、ドストエフスキーはそういうローカルな問題からも目を逸らさない。自分が生きている社会をひとまず措いて、人生とは、正義とは、神とは、などと一般化しない。作者の頭の中にのみ存在する架空の別世界を描いてみせる訳でも無い。末世とも言うべき帝政ロシア末期の階級社会に生きる人たちの現実にべったりと密着した物語を語りながら、人の生の深みや高みを見せてくれる。

『未成年』読み終ったので、次は最後の『カラマーゾフの兄弟』ですな。

でも、明日はまた山登りだから、もう寝ないといけない。

01:06:49
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chatgpt.com/share/671fb61e-c66

ChatGPT との相談記録 - Eliza Gilkyson "My Heart Aches" の歌詞の解釈について

01:12:45
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Eliza Gilkyson / My Heart Aces 試訳 1/n

50年にわたって500マイルを行進した
ミシシッピの橋からファーガソンの公判まで
他の母たちの息子たちの死体を踏み越えて
「いつか私たちは克服する」と歌いながら

私の心は痛む
私の心は痛む

We marched fifty years and five hundred miles
From a Mississippi bridge to the Ferguson trial
Stepping over bodies of other mothers’ sons
Singing how someday we shall overcome

And my heart aches
My heart aches

01:13:29
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Eliza Gilkyson / My Heart Aces 試訳 2/n

50年にわたって数多くのマイルを行進した
手をこまねき、満足げに微笑みながら
世代を状況に負けたと非難し
私たちはただ「平和に機会を与えよ」と言った

私の心は痛む
私の心は痛む

We marched fifty years and so many miles
With folded hands and complacent smiles
Condemned a generation to circumstance
And all we were saying was ‘Give peace a chance’

And my heart achеs
My heart aches

01:15:00
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Eliza Gilkyson / My Heart Aces 試訳 3/n

50年にわたって数え切れないマイルを行進した
私たち自身の否認によって合図を無視し
他の誰かが立ち上がって
「この地上に正義を打ち立てる」のを期待して

私の心は痛む
私の心は痛む

We marchеd fifty years and countless miles
Ignoring the signs with our own denials
Waiting for some others to take a stand
And hammer out justice all over this land

And my heart aches
My heart aches

01:17:56
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Eliza Gilkyson / My Heart Aces 試訳 4/n

誰も見ない遠いところの
檻に閉じ込められた子供たちのために
助けを失い、望みを失った人たちのために
家を失った難民のために

私の心は痛む
私の心は痛む

私たちの貪欲のなすがままに
黙らされた声のために
困窮する人たちに代って
声を挙げた良心の囚人のために

私の心は痛む
私の心は痛む

For the children locked in cages
Far away where no one sees
For the helpless and the hopeless
For the homeless refugees

My heart aches
My heart aches

For the voices who’ve been silenced
At the mercy of our greed
For the prisoners of conscience
Who speak out for those in need

My heart aches
My heart aches

01:20:53
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Eliza Gilkyson / My Heart Aces 試訳 5/n

憎しみの犠牲となった人たちのために
教会と校庭で撃ち倒され
地面に横たわる人たちのために

私の心は痛む
私の心は痛む

For the victims of the hatred
They are lying there on the ground
In the churches and the schoolyards
From the shots that took them down

My heart aches
My heart aches

01:25:47
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Eliza Gilkyson / My Heart Aces 試訳 6/6

私たちの身体に課された要求のために
私たちが抱くことが出来る人と出来ない人のために
明日の子どもたちと
彼らが向き合わねばならない世界のために

私の心は痛む
私の心は痛む

For the claims made on our bodies
And who we can and can’t embrace
For the children of tomorrow
And the world they have to face

My heart aches
My heart aches

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"2020" というアルバムです。

open.spotify.com/intl-ja/track

01:30:03
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@moran_aoki
細かく具体的に質問するとそれなりに信頼できる答えが返ってくる感じですね。

01:45:01
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@moran_aoki
ときどき嘘をつくというのは生成AIの仕組みからして避けがたいみたいですね。

でも博識には違いないので、相談相手としては悪くない気がします。

私もそう始終使うわけではなくて、今回は数ヶ月ぶりかな。英和辞典を引いただけでは分りにくい所があったのでちょっと訊いてみようかという気になった次第です。

13:18:40
2024-10-29 12:27:15 嶋_わーぷでいの投稿 shShima9393@warpday.net
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13:19:13
2024-10-29 11:31:37 三日月の一実の投稿 2d3m13@fedibird.com
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13:21:54
2024-10-29 08:38:12 烏頭のおやま(の)の投稿 chino_eureka@fedibird.com
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14:06:21
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山林地籍調査の山登り、今日の分が済みました。

1枚目の写真、オレンジ色のジャンパーを着ているのは88歳のTさん。大事なことなのでもう一度言います。88歳。あちこちに山林を所有する現役の林業経営者です。

今日はTさんが所有する山林の境界線をぐるっと回る踏査なので、地権者としての立会いです。ただし、こういう地権者は珍しい。たいていの人は調査委員会に委任状を提出して、現地には来ない。

Tさんが踏査に同行すると聞いて、ええー、大丈夫なん?と心配したけれど、何の、私なんかより元気だった。ずっと喋りっぱなし。山や木についての蘊蓄から、うちの集落の知り合い(と言ってもほぼ全て故人)の話、趣味のゴルフの話まで、のべつ大きな声で話をしながら山を登っていく。喋りながらの山登りって、きついんですよ。だから、Tさんの話し相手は交代で務めた。

2枚目の写真は、谷筋の境界を踏査しているところ。一昨日の夜に雨が降った後なので、小さな滝が出来ていた。

8:00 に開始して 12:30 に完了。予定より早く終った。猛者どもに混じって付いて行けるかしら(自分が)と心配していたので、無事に終ってやれやれです。

山林地籍調査 - 88歳のTさん
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山林地籍調査 - 小さな滝
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15:19:15
2024-10-29 14:25:18 pica.pica🇵🇸#StopGazaGenocideの投稿 pica_pica@fedibird.com
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15:19:24
2024-10-29 14:28:06 pica.pica🇵🇸#StopGazaGenocideの投稿 pica_pica@fedibird.com
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15:43:52
2024-10-29 13:30:46 嶋_fedibirdの投稿 Shima9393@fedibird.com
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17:12:04
2024-10-29 16:20:54 Shimaneko1985の投稿 Shimaneko1985@toot.blue
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17:12:24
2024-10-29 16:23:14 Shimaneko1985の投稿 Shimaneko1985@toot.blue
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18:34:11
2024-10-29 18:10:51 森さん@キンバリー使い🇩🇪の投稿 moriteppei@mastodon.social
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どんどん溜まっていってるが少しずつ。お遍路旅のログを公開。記事やマガジンの購入で森の遍路旅のサポートになります。購入しなくてもほぼ全文読めるけど「がんばれー」って人はサポートよろしく!

10月22日(火)15日目 観自在寺|森哲平 @moriteppei note.com/moriteppei/n/n9ce7411

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10月22日(火)15日目 観自在寺|森哲平
23:51:08
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』メモ1
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ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』メモ1

進捗 ... 12%

ものすごく読みやすい。

そして、まだほんの導入部分なのに、むちゃくちゃ面白い。

えー?こんなに早い段階でゾシマ長老の言動によって(ドストエフスキーにとっての)キリスト教の精髄を表現してしまって良いの?と思う。物語のスピードが速い。

今のところ、ドストエフスキー特有のくどくどと長ったらしい心理描写は無くて、必要にして十分なだけの強い言葉が剛速球のように投げ込まれてくる感じ。

23:52:33
2024-10-29 23:13:05 日記といふものの投稿 nikitofu@toot.blue
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23:53:47
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BT> うわ、かっこいい!!

23:58:28
2024-10-29 23:52:36 烏頭のおやま(の)の投稿 chino_eureka@fedibird.com
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