昨日から今日にかけて一泊二日で奈良県は橿原市へ叔母の葬儀のために行ってきた。親族と近い親戚と近所付き合いのあった人たちだけの小ぢんまりとした葬式だった。香典も辞退されていた。(私を含めて近い親戚の者は、誰それの時に貰ったから、と言う理由で香典を押し付けたけれど)
簡素な葬式で良いよね、と思う。
とは言うものの、亡き叔母と喪主である叔父には4人の娘がいて、4人それぞれに連れ合いがいて、孫が11人いて、それに加えて叔母には2人の妹がいて、叔父には5人の兄弟姉妹がいて、と、かなり賑やかな葬式だったけれど。
今回の葬儀と直接の関係は無いが、従姉が亡くなっていたことを知らされた。昔、盆や正月に祖父母の家に従兄弟姉妹が寄り集まって遊んだ、その時の姉貴分だった従姉だ。どうして知らせてくれなかった、寂しいじゃないかとは思うが、死ぬことは本来とても個人的な事だものなと思い直す。
葬儀場のスタッフは過不足の無い良い仕事をしていた。ただ一点、司会者が情感たっぷりに抑揚を付けて謳うようにアナウンスするのには閉口した。好みもあるだろうけれど、私はあっさりと棒読みにして欲しい派である。