町の防災研修会のメモ(続き)
「災害対応力強化のための女性リーダー育成」ということで見せられたビデオは、内閣府男女共同参画局が作成したもので、「防災になぜ男女共同参画の視点が必要か」というものだった。
災害時には女性が平素から抱えている困難がより一層大きくなる。
例えば、阪神淡路大震災では、女性の死者は男性の死者の1.4倍であった。また、東日本大震災後には女性の方が睡眠障害を多く発症した。
災害時の備蓄品や支援物資では、女性や子育て家庭のニーズ(女性用品、粉ミルク、おむつ等)が十分に反映されていない傾向がある。また、プライバシーの侵害、DV、性暴力など、女性や子どもに対する暴力が発生しやすい。
更に、女性は非正規雇用の割合が高いため、被災した事業所からの解雇・雇い止めに逢いやすく、経済的に困窮しやすい。
だから、防災と復興の施策には男女共同参画の視点が必要であり、意思決定および現場の運営にもっと多くの女性が参画しなければならない。
うん。なるほど。それはその通りだろう。
だから、おたくの「自主防災組織」でも女性リーダーを立てて下さいね、と。
んがー。(以下同文)