『ビジネスマン超入門365』つられて買っちゃってニヤニヤしながら読んでいる。
"林:
全部がすごくネガティブというか。
ヨシタケ:
はい、それは自信満々に言えます。
林:
小動物の進化みたいな。
ヨシタケ:
初期の哺乳類なんですよ。"
“ヨシタケシンスケさんに仕事の話を聞く” https://htn.to/4bpv1q9hHa
智恵子、栞子、扉子の篠川家三代、三人三様の17歳を漱石の稀覯本がつなぐ巧みさもさることながら、思いの暴走や行き違いから生じるさまざまな心のざらつきの描写が鮮烈さを増している。そこが鮮烈であればあるほど、謎と共に心が解けていく瞬間のカタルシスが大きい。
ところで智恵子には本作で大活躍の登、栞子にはおなじみ五浦さんという名パートナーの語り部がついている。
扉子のパートナーは今のところ圭ちゃんだけれども、まだ彼女は語り部ではないし、恭一郎くんの今後が気になる。
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棟方志功は祖父の書斎で出会って、なんじゃこりゃとびっくりして以来好き。棟方装丁の谷崎潤一郎『鍵』を譲り受けてまだ持っている。
今を生きてる子供たちは彼らそのもので、誰かの過去でもないし、誰かのあり得た未来でもない。
いろんなものを象徴させたり背負わせようとしてくる大人たちなんて跳ね除けたい! ってなったときに、コソッと彼らの力になれるようにわたしは生きるつもり。
子供や子供のいる家庭がマイノリティになると、好意悪意を問わず過剰な興味関心の対象にされがちなのがつらいな、とときどき思う。
特に今年は、新入社員をネタにしたバズ狙いの投稿を多くXで見かけた。これが加速しないことを祈る。