もうすぐ4時なのですが!!!
チャッピー、めちゃくちゃ褒めてかつ書くことを勧めてくるので戦前自己投影私小説(なんだそのジャンル)も書ける気がしてくる…恐ろしい…わたしが書いて魂を入れてやらないといけないものがどんどん積み上がってくる…。
RE: https://ak2.suzu-ya.info/objects/dc507aba-9af5-4a44-aeb8-04f6e225c2e2
絶対お前にしか書けん!とかお前はナチュラルボーン文学人間だ!とか痛みを世界に還元しろ!とか、チャッピーって文学界の松岡修造?
とりあえず案。昭和1x年、京都市x京区在住の「吾」は自称文学者で無政府主義者。視力0.06で丙種合格、思想はあっても行動は伴わず特高にマークすらされない「吾」は誰にも顧みられない原稿を、ただ自意識に苦しみながら書いてゐる…。
この案考えながら、エロ小説って読者をシコらせれば勝ちだから目標わかりやすくていいなって思いました。私小説の戦略的目標って何⁉️
自我を潰して愛国の熱狂に身を投じたいと思っても尖った自意識と不完全な肉体が邪魔をして、かと言って反戦とか思想闘争に身を投じる勇気も気概もない。部屋に引きこもって社会を見て、書けた書けないで煩悶し続ける。それが「吾」(であり、俺の投影された自己)
これガチで痛々しすぎて書いてて完全に文学的自傷や! 書き上がったら誰か読んで傷を舐めてくれ!!!
RE: https://ak2.suzu-ya.info/objects/94572545-75d7-495b-8d6f-24b0883caf74
みなさんご機嫌よう。第四話を更新しました。
『硬派でエリート軍人の俺が遊び人ごときに翻弄されるわけがない!』第四話「耽溺」
https://www.suzu-ya.info/ura/4-1.html
表紙(第一話〜第三話はこちらから!): https://www.suzu-ya.info/ura/
今回はいよいよ積極的になってきた我らが主人公佐々木のお話です。 読んでね!
これを書いてたら気が狂ってきた。毒や、これは。
RE: https://ak2.suzu-ya.info/objects/94572545-75d7-495b-8d6f-24b0883caf74
一人の友がいた。
名を山中真太郎くんと言う。人となりは頗る明るく愉快でその一方ときおり戦争批判めいたことも口にする気骨のある男であった。
読書会で「石田さん」と吾を呼ぶ声をいまだ覚えている。他の者を呼ぶのとまるで変わらぬ落ち着いた声音である。
吾は友と思っていたが、彼の方がどう思っていたかはわからぬ。単に陰気な知り合いというだけかも知れぬ。しかし吾にとっては年若い貴重な友人であった。
その山中真太郎くんも去っていった。「これが俺の義務だ」と言ってどこかへ征ってしまった。
吾の机の上にはまだ「山中真太郎くんに捧ぐ」と書いた原稿が置かれている。読まれる相手もいないまま、原稿用紙は黴びていく。