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おはようございます。相変わらず mstdn.jp では画像が表示されない不具合が続いていますが、アップロード自体はできると聞きまして。

ってことは、もしかして notestock にはいつもどおりアーカイブされて表示もされるの? って疑問に思ったのでテスト投稿です。

星乃珈琲店の期間限定「苺のフレンチトースト」の写真。
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@usagiya ちょっと期待しちゃいましたよね……。私の notestock では、4月15日分まで表示されていると思いきや、3月に投稿した写真は見えなかったり、謎です(もしかして一度、手動であっちにもロードしておくとよかったとか……まったく notestock を確認してなかった時期があったので)。

どちらにせよ、notestock で表示されてるのは縮小表示された画像だけで、さらにフルサイズ表示するときは mstdn.jp のメディアサーバーに取りにいってたんですね(今日、初めて画像の URL をちゃんと見ました)。画像のバックアップにはなってなかった……(そりゃそうか、画像までみんなのぶんをアーカイブしてたらリソース喰いすぎる)。

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@usagiya そう、テキスト置いててくれるだけでありがたいので、notestock さんには感謝しかありません。とにかく、mstdn.jp が早く元に戻るといいなあ……。

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ETV特集の話題の回を見たんですよ。

「フェイクとリアル 川口 クルド人 真相」
(初回放送4月5日)
nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/

なんか、すごく暗い気持ちになっちゃった。私、他者に憎しみが向くような偽情報でバズろうとしたり、狭い視野による正義感でヘイトを撒き散らしたりするのは、お若い人が多いんかなって、先入観があったんだな。

ほら、先日ちょっとネットで注目を浴びていた、鉤十字の腕章をつけて街頭演説するティーンエイジャーみたいな、ああいうイメージ。

でも、たった1人のクルド人と揉めたのがきっかけで十把一絡げに「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」になったという人も、ニュースや新聞は全然見てなくてSNSが情報源と言う一方で、自分はSNSでフェイク(無関係な理由で入院したときの写真に、クルド人のせいと誤認させるコメントつけてた)を流している人も、映像を見たら、いい歳した大人じゃん。

堂々と顔出しで、インプレ稼ぎをするとみんなによかったと言ってもらえる、と照れ臭そうに笑っていたのが、本当に怖かった。悪びれのなさが、いちばん怖かったよう……。

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とあるニュースサイトの翻訳記事で「中国の哲学者メンシウス」というのを見て、お、おう……ってなってる。AI翻訳かなあ? いや、むしろAIならそんな、辞書に1対1対応で載ってる固有名詞のミスはしないか? しかし人間が訳してたら中国人でメンシウスってカタカナ名前はおかしいと気付くよな、やっぱAI??

(※Menciusは「孟子」です、ちなみにConfuciusが「孔子」な)

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R・F・クァン『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史〈下〉』(訳:古沢嘉通/東京創元社,2025年2月/原書:R. F. Kuang "Babel, or, the Necessity of Violence: An Arcane History of the Oxford Translators' Revolution " 2022年)

起こるべくして起こったような、それでいて急転直下のような事件で上巻が終わった、すぐ続きから。事実上、ここを分岐点として主人公ロビンたちの学生生活は瓦解を運命づけられる。

同期生4名のなかで唯一イギリス出身の白人のお嬢さまであるレティとの、これまでにも言及されてきた意識のすれ違いが、完全に表面化。バベルのために人生を操られ、故郷から引きはがされた有色人種であるほかの3名の思い、そしてイギリスで彼らにぶつけられてきた差別を、レティはいくら説明されても本当には分かっていない。彼女もまた、女性であるがゆえに、その優秀さと向学心をくじかれてきた過去を持つという意味では、差別される側でもあったというのが、皮肉でせつない。

〔つづく〕

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〔つづき〕

しかし一方では、オックスフォードの奨学生であったロビンもまた、面と向かって対話をするまでは、労働者階級の人々が強いられている過酷な生活を知ることなく、線引きをしていたわけで。格差にはさまざまな角度と構造があり、恵まれた側がそうでない側の見る景色を認識することは、そうすべきであっても難しいのだ。

そして事態はどんどん、原題にある "Necessity of Violence(暴力の必要性)" に向かって突き進んでいく。次々と心のよりどころを失い、追い詰められて破壊を手段とするしかないという方向に舵を切ったロビンの焦燥が、その性急さに危ういものを感じるヴィクトワールとのやりとりで一層、際立っている気がした。

架空の歴史を綴った作品ではあるけれど、綿密に考察がなされた現実の歴史と、作者自身のオックスフォードで学んだ体験が下敷きになっている。バベルが提供する言語と銀による魔法が、都市のインフラとなり利権を生み出しているさまなど、虚構と現実の噛み合わせかたが精巧で、作品のボリュームによるものだけでない、ずっしりと重く濃厚な読み応え。

〔了〕

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坂崎かおる『箱庭クロニクル』(講談社,2024年11月)

短編6つ。どのお話も、小説である以上は100%の「言葉」で構成されているものなのに、明確に言語化され得ない、曖昧に存在する空気とか微妙な感情の流れとかを感じます。定義することで狭められ、切り捨てられてしまう部分があるようなもの。普段は直視しないことでやりすごしているような、実は割り切れないでいる心の奥の暗がりや濁りにまで、光が届いてしまう。届いてしまうけど、垣間見えたものは明るみに引きずり出されるわけではなく、ただそっと、そこに置かれたまま。好きとも嫌いとも言い切れない相手を、ただ認識しているときのように。

「ベルを鳴らして」の、忘れずにいる覚悟、「あしながおばさん」のすべてを呑み込む選択、「あたたかくもやわらかくもないそれ」のめぐり合わせ……。思い入れをしていて裏切られることもある、逆に自分が距離を置いてしまうこともある、ずっとどこかにわだかまっていた過去がふと浮上してくることもある。

そういったことが、するっと目の前に現れてくる感じの、人のぎこちなさ不器用さが綴られるときでも、なんだか温度が低めできれいな文章。

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いまだに mstdn.jp の画像表示不具合が直っていなくて、BlurHash とかいう技術でぼやっとグラデーションかかった四角いものが延々とTLに並ぶのがだんだんつらくなってきたので、画像を拾って流してくれる系のbotアカウントや、画像が集まるハッシュタグのフォローをはずしてしまった。

問題が解決したらまたお世話になりますね。

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あれ、mstdn.jpの画像、戻ってない!? 私が諦めて画像系アカウントのフォローをはずした直後に! いや、不満はない、とても嬉しい、ありがとうございました。

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高野秀行『酒を主食とする人々 エチオピアの科学的秘境を旅する』(本の雑誌社,2025年1月)

テレビ番組に提案した企画が通って、本で読んで気になっていたエチオピアのとある民族を取材することになった著者が、一部始終を語る。

タイトルどおり、ほぼお酒だけで身体を維持できてしまう人たちなんだけど、そんなことってある!? と、表紙の題字を読んだだけで驚きです。第1章で、原料の穀物そのままでは栄養素が足りなくても、発酵させると必須アミノ酸などが生成されてタンパク質も作られるという説明はあるんですが……やっぱり不思議。

子供どころか妊婦まで飲酒していて、それでみんな体格よく育って健康というのは、体質もだいぶよそと違うのではないだろうか。先祖代々そういう生活を続けてきて、そういう身体になっていったのかな。

〔つづく〕

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〔つづき〕

なかなか海外から訪れるには難しい地域で、しかも通常の紀行番組のように事前にテレビ局側で下見やお膳立てをしてくれているわけではない、ぶっつけ本番の経緯を撮影していくコンセプトだったため、出発する前から不測の事態の連続。なのに実際に放送された映像は全体の一部(しかもメインのつもりでなかったとこ)というなら、これは旅の全容を語りたくなりますよね!

現地でコーディネートしてくれた人はいたとはいえ、通訳者が常にそばにいるわけではなく意志の疎通もままならないのに、村の人たちのなかに飛び込んで馴染んでいけるのは、さすがです。

しかし私はアルコールに強くないので、ホームステイさせてもらって、ずっとみんなと一緒に同じものを飲んでいる高野さんのようすを読んでるだけで、恐ろしいような気持ちになりました(ただ、高野さんも現地でよく食べられるものにアレルギーがあったりして、そちらには注意している)。

本当に限定された事前情報しかないなかでの、さまざまなハプニングを乗り越え身体を張った取材に敬服。結局分からずじまいのことが残っているのも、かえってこれぞリアルって感じ。

〔了〕

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ムラサキカタバミだと思っていたものにスマホのカメラを向けて、念のためお花の名前を調べるアプリに通してみたら、マッチ率91%で「イモカタバミ」だと言われてしまった。

どこが違うの? と検索したところ、ムラサキカタバミは花の中央部分、花弁の付け根のところが黄緑色なんですって。なぜ、中心まで紫色の、紫比率が高いほうのお花を「ムラサキ~」という名前にしないのだ!?

……と、さらに説明を読むと、イモカタバミはお芋と同じく、種子ではなく肥大した地下茎(塊茎)によって増えていくのだそう。
bepal.net/archives/484293

えー。だからって、イモとか言います?(いや、イモは美味しく素敵な植物ですけれども!)

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カタバミの花にはピンクや紫もある!クローバーとの違いも紹介
イモカタバミが群生している写真。花はピンクに近い紫色の花弁が放射状に5枚並んだ形状で、中心部の紫色が周縁部よりも濃い。
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『パディントン 消えた黄金郷の秘密』(原題 "Paddington in Peru"/英,2024年)
paddington-movie.jp/

シリーズ第3作。ベン・ウィショーが声で主演する字幕版で観ました。正式に英国の民となりイギリスのパスポートを取得するパディントン。そのパスポートを持って、ブラウン一家のみんなと一緒にペルーへ帰省することになるパディントン。

移民の先輩であるグルーバーさんは、いまのパディントンには「混ぜこぜ」の気持ちが生じているはずだと言うのだけれど、物語序盤の、旅立つ前のパディントンには、それがピンと来ていなくて……。このへんの最終的な回収が、じわっとよかった。故郷と居場所が、別々にあるということ。

――みたいな感傷はさておき。映画は完全に原作と乖離した物語なので、まったく展開が読めないまま、ただただぽかーんと観ていましたが、「そんな馬鹿な」の連続もこのシリーズなら許せるよね。生真面目なクマが生真面目であるがゆえに引き起こすてんやわんや! 壮大で鮮やかな自然を背景に繰り広げられる冒険! スペクタクル! アクション! そして秘境!

〔つづく〕

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映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』公式サイト|大ヒット上映中
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〔つづき〕

ちょっと寂しかったのは、前2作で私、ロンドン市内のブラウン家のインテリアや、ブラウン夫人のファッションが、めちゃくちゃ可愛くて大好きだったんですよ。でも今回は舞台がほぼ旅先だし、夫人のお召し物も前ほどビビッドではなく。密林を旅するためのアウトドアウェアだしね、そもそも今作から演じる人も交代しているしね……旧作のあれはサリー・ホーキンスにしか着こなせないやつだったのかもしれない。でもファッションセンスがコンサバ寄りになった新しい夫人(エミリー・モーティマー)も、子供たちの成長と近い将来の巣立ちを複雑な心境で見守る、やさしく可愛らしいお母さんでした。

あと、ブラウン家のインテリアを楽しめるシーンが少なかった代わりに、ペルーの老クマホームの細かいところまでの作り込みなどには気合が入っていて、すごく楽しかったです。悪役含め、キャスト全員が常にノリノリだし。

そうそう、エンドロールの途中と最後の演出に本気でびっくりして大ウケした。パンフとかWikipediaとか読むと察しがついてしまうので、シリーズのファンは、なるべくならそういうの目にせずに鑑賞してほしいです。

〔了〕

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今回のパディントン映画、配給に木下グループが関わっているのですね。それでTOHOとかほかの大手上映館を差し置いて、物販でkino cinema限定のグッズを売ってるのか。

写真2枚目は、特にパディントン仕様ではないのだが映画合わせで販売されていた、kino cinemaオリジナル商品のクマの顔と肉球の「べっこう飴」です。なんでべっこう飴!? って思って、つい買っちゃった。それと、パディントンのシールがもらえました。どこに貼るんだ。

映画館の外に置かれた、『パディントン 消えた黄金郷の秘密』の立て看板の写真。青いダッフルコートに赤い帽子の、いつものいでたちのパディントンが、右手にトランクを持ち、左手を口元に当てて立っている。タイトルロゴの下に「5.9 Fri」と公開日が入っており、左側に「ぬりえだよ!!! どうぞもらっていってね!!」と書かれたカードと塗り絵の実物が貼られている。
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白い皿の上に載せられた、テディベアの顔のかたちのべっこう飴と、肉球のかたちのべっこう飴の写真。kino cinemaのロゴが入った飴のパッケージの一部も写っている。皿の横から、パディントンがさまざまなポーズを取っているシールのシートが見えている。
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坂崎かおる『嘘つき姫』(河出書房新社,2024年3月)

短編9つ。この作者の単著1冊目で、先日読んだ作品集より、SF要素があったり外国の歴史が背景になっていたりするお話の比率が大きい。

特殊な設定でも、詳しい説明が敢えて省かれているので読者が自分で埋めざるを得ない余白が多く残されていて、ぎゅいんぎゅいん想像の歯車が回ってしまう一方で、自分が直接知っているこちら側の世界と、否応なしに引き比べて(野暮かもしれないけど)アナロジー的に捉えてしまう部分は確実にある。

第2次世界大戦中のヨーロッパを舞台とした表題作は、とりわけ技巧的な凝った構成。なにがどこまで本当で、なにがどこから嘘なのかが、初読の段階では終盤まで分からないよう見事に覆い隠されており、またこのような語られ方であること自体がせつない。

全作を読み終わると、世界の理屈に合わなさ不透明さに対する怒りのようなもの、諦念のようなもの、それでもやっぱり諦めきれないもの、愛おしいもの、思わず受け入れてしまう奇妙なものたちに対する認識が、定義はしきれないままいつのまにか心のなかに浮上している、というような感覚になっていた。

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先日、ムラサキカタバミだと思ったお花がどうやらイモカタバミだったということを書きましたが、同じ地域でムラサキカタバミらしきものも発見(すでにしおれかけなうえに、写真がぼけてしまったけど)。

ムラサキカタバミの花と葉の写真。花の中心部分すなわち花弁の付け根がはっきりと黄緑色。
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イカ墨パンと鯖マリネのサンドウィッチ。好き。

四角い白い皿の上に載った、イカ墨パンと鯖マリネのサンドウィッチの写真。スライスした黒いパン2枚のあいだに、レタスや玉ねぎ、千切りキャベツなどと共に鯖が挟まっている。 サンドウィッチの向こう側には「HITACHINO NEST BEER」のロゴとシンボルマークの赤いフクロウがプリントされたグラス(中に3分の1ほど琥珀色の泡立った液体が入っている)と、「常陸野ネスト ノンエール」というラベルのついた瓶が置いてある。
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古賀及子『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社,2024年12月)

いきなり個人的な思い出から始めてしまって申し訳ないのですが、小学生時代、日本語補習校の授業参観の場で、なぜか順番に前に出て「好きな食べ物」を発表しろという話になったことがありました。たぶん4年生くらいだったと思います。私は「チョコレート」と言いました。

あとになって、教室の後方にいた母から「ほかの子たちはハンバーグとかお寿司とかだったのに、あなたは唐突にチョコレートだったから、ほかの親御さんたちが笑ってたのよ」みたいなことを、ちょっぴり恨めしそうに言われました。

それでも私は空気の読めない子供だったので、それからも好きな食べ物はチョコだと主張しつづけたし、いまだって懲りることなく、訊かれたら「うーん、チョコレート……?」と答えてしまうのです。

そう、大人になってからは、前置きで「うーん」といったん躊躇して見せたり、文末に自信なさそうな雰囲気をかもしだしたりしてしまうようにはなった。

〔つづく〕

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〔つづき〕

だって、チョコならなんでもよい! わけでは決してないし、だからと言って、芸術的な超お高いチョコの味を知っていたり、産地や製法ごとの細やかな違いが分かったりするわけでもない。実際のところほかにも美味しい食べ物はこの世にたくさんあるので、私のこの回答は思考停止の結果でもあるっちゃあるし。

この本ではそういった、私が「うーん」と「……?」で片付けてしまっていたような部分、そしてさらに繊細な逡巡を誘発してくる部分について、昔からちゃんと自覚的だった古賀さんが、それでも好きな食べ物を尋ねられたときの公式回答を定めるために、ご自分の内面を見つめなおし、過去の記憶をたどり、旅をし、さまざまに検証をおこなっていきます。まるごと1冊、その話です。なんて真面目なかたなんだ!

とりわけ、ある特定の食べ物を好きだと表明した場合にはね返ってくる社会的な影響や、それを好きでいることに対して自分自身が抱くイメージが、わりと大きな意味を持ってくるのが、私には新鮮でした。むしろこれまでは、本当に純粋に嘘なく好きなものを選ぶべく、そういう観点は排除しなければならないという思い込みがあった。

〔つづく〕

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〔つづき〕

でも、その食べ物を好きであると表明することが自分をおびやかし居心地悪くさせてくるようでは意味ないよな……と考えると、たしかにこういった角度からの検討も、やっておくに越したことはないのか。

とにかく、行きつ戻りつしながら最終的な結論に向かっていく過程がとても丁寧に書かれていて、自分はここまで真剣に、自己表現の一環としての好きな食べ物を考えたことがあっただろうか、そしてこれから考えることができるだろうか(反語)と、感心しきりでした。

とはいえ、私だってまあ、それを好きである自分が客観的にどうかというのを、まったくこれっぽっちも考察できないわけではないですよ、現在は。かつて、堅実なお食事メニューが次々とお行儀よく挙がるなかで、自分の子ひとりだけが「甘いお菓子」を出したことによって亡母のなかに生じた恥ずかしさも、あの頃の母よりずっと年上になったいまなら、まるっきり分からぬわけではない。すまなかった(でもあまり反省はしていない)。

〔了〕

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自分とこの「国政」に対して illegal とか unlawful とか言わざるを得ないのは、さぞかし腹立たしく絶望的でげんなりした気持ちだろうなあ……(ネットに公開されている、留学生受け入れ禁止令関連のハーヴァード大によるメッセージを読んだ)

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今週末で終了するエロール・ル・カイン展、4月に観に行きましたが、見納めでもう1回、行ってきちゃった。実は今年の私は、八王子市夢美術館の年間パスポートを持っているのである。

前回、買うかどうか迷って結局買わなかった画集が売り切れていた。版元も在庫なしだって。まあ諦めがついたよ。

そして次の展覧会も絶対に行くつもり(年パスを買った時点の心情としては、むしろこっちが本命でした)。
yumebi.com/scd.html

スケジュール | 八王子市夢美術館
掲示板の写真。「次回展覧会案内」と書かれたカードの下に、「ますむらひろしの銀河鉄道の夜 完結編」のポスターが貼ってある。ポスターにはススキが茂る水辺を走る列車の窓から夜空に向かって身を乗り出すジョバンニ(猫)の姿が描かれている。2025年6月27日[金]---8月31日[日] の会期と、八王子市夢美術館の文字も読み取れる。
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