またしても歯医者さんの待ち時間で、トム・フェルトンさんの自伝本を少しだけ読み進めて、全体の半分くらいのとこまで来ましたが、だんだん俺たちはなにを読まされているんだ……? みたいになってきた。
本の後半で、ファンのあいだでは有名な長年のパートナーだったかたの話が具体的に出るかどうかはまだ分かりませんが(結局お別れしちゃったからねえ)、歴代のガールフレンドがいた時期もずっとエマ・ワトソンさんは特別なオンリーワンの存在であったことをはっきりさせるために、わざわざ1章(ドラコとハーマイオニーのカップリングを表す "Dramione"というタイトルで)まるっと割いてあって、エマさんも本書に序文を寄稿してそれを裏付けているという……俺たちはなにを読まされているんでしょうか。
陳腐な恋愛に堕することのない、神聖な素晴らしい人間同士としての関係であると捉えることはできますし、私自身、そういうのを尊ぶ気持ちはありますが、それにしてもしかし俺たちはなにを読ま(エンドレス)。
〔つづく〕