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バティンさんが多くて助かりました​​

@feelingskyblue マジレスなんですが、
いま『十一月の春の庭』を読み進めつつ『樹木のバカンス』を思い出していて気付いたことです。
キャラクターが語るタイプの作品(例:樹木のバカンスで心情を吐露するチジュ)でない、代替可能なぼく/わたし/どこかの誰かの視点で書くと、魔法などのギミックを用意したとしても、作者の自伝的な視点が滲んでくるのではないかと推測しました(風野さんの作品に限らず)

だから「登場人物をキャラの立ったバカにする」かつ「笑いを取る目的ではない誠実な作品を書く」
とたぶんドタバタシリアスになる……！​​

以前風野先生に書いていただいた聖クンが、キ◯ガイぶりをオミットされてただの猫好きに書かれていたのが微笑ましかったな……と思い出される(内容も猫と添い寝してるだけの優しい世界)​​

暴君がキマってるときの聖 書きにくそう
なによりも聖語が方言よりも困難

自分で言った言葉だけど「キ◯ガイがオミットされる」に自分でツボっている

RE: https://misskey.design/notes/9m65ly3qsl

「ドタバタシリアス」なるものの欠点、文字数が長くなりがちなところかな

@feelingskyblue そのへんは逆に三人称の方が、バカの上限が青天井になり、「ヤバいことが起こっているのに語り口は中庸で、読者が笑って良いのか分からない」的な面白みが出ることはあります。参考までにピンチョン先生の作品は三人称です。

​​​​

ドタバタシリアス考​​
・笑いを取るためやカタルシスを得て気分が良くなる目的ではなく、作品を通じてこの世の真実の一端に触れようとする純文学的姿勢を発端に書かれている(誠実である)
・登場人物が「どこかの匿名な誰か」ではなくキャラ立ちしており、個人がバカである。または人物同士の掛け合いの結果、状況がバカになる

TV取材あったんですね