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2024-09-18 15:27:44 Seiichi MORIMOTOの投稿 mrmts@mstdn.mrmts.com
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 経済、為替、物価の話。

 ドル円の為替相場は、2024年7月3日の高値161.951円から9月16日の安値139.578円まで2か月ちょっとのあいだに22円37銭(13.8%)も円高に進んだのだけど、1000円のラーメンは862円にはならんよな。まあ、そういうことなんですわ。いちど上がった物価はなかなか下がらんのですわ。

 ちな、「161円台まで円安になるときにはなかなか値上げできずに我慢していたので円高になってもいきなりは値下げしないのが道理にかなっている」と勘違いしている人がいるかもしれないけど、161.951円になる前、最後に139円台をつけていたのは2023年7月28日で、円安は約1年かけてじわりじわりと進行してきたのでスレッショルド(閾値)をまたぐごとに値上げするという形で何回かに分けて値上げがされてきたわけ。だから値上げと値上げのあいだにはとうぜん円安が少しずつ進んではいるけど値上げをしない時期というのがあるわけだけど、今回はその値幅を2か月で一気に円安に進んだわけだから、スレッショルドと次のスレッショルドのすきまがほとんどないわけよね。

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 私は仕事では関西を中心に、学会その他の機会を含めて日本国内のそれなりの数の大学の教室を見てきている方だと思うけど、まだまだ黒板とチョークの教室の方が多いんじゃないかなと思う。ひとつには設備投資がそんなに進んでいないということがあるだろうけど、それ以上にホワイトボードマーカーのランニングコストがチョークに比べてかなり高くついていると思われ、それが主な原因なのではないかと思っている。

 マーカーそのものがチョークに比べてかなり高いと思うし、ホワイトボードの教室ではキャップをつけないまま放置されて使えなくなったマーカーをホワイトボードが設置されている教室ではどこでもたくさん見かけるし。あと分野にもよるだろうし海外の事例はよく知らないけど、日本では板書をしないでスライド資料などをスクリーンに投影して授業する教員が多いんじゃないかな。このこととも関係するけど、日本の大学が設備投資や教室のデザインにかけるお金をケチっているせいか、スクリーンをおろすと黒板やホワイトボードが隠れて使えなくなる教室がけっこう多いのよね。

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がび🐾 (@gaby@fedibird.com)