ある概念に対して、共通了解として世の中に流通していることば(定義や他の概念との関係)を使うのは効率がよいのだけど、体系的にもろもろ学んでいない独学者にとっては、そういう便利な道具が手薄で、言いたいことをうまく言えずに、ぐるぐると同じ場所を回ってしまうことがある。
若い頃はそういう自己流の拙い言葉で言い表すことがむしろ誠実であると思っていた(権力が定義した言葉によって意味づけられる側になるのはゴメンだ…とか)わけだけど、もう若くないんだから、もちょっと省エネできるようになりたいです。。
そのためには、今まで食い散らかしたまま雑然としている言葉の群れを、体系的に組み立てて正しい場所に整理しないといかんのだな、たぶん。
まあ下り坂に差し掛かった人生の時間割には、必要な作業かもしれん…と思う。