何度でも書いてしまうが、『坑夫』で、崩れかかった藁葺き屋根を"夜と屋根の継目がわからない"と表したのほんと今まで出会った文章の中でいちばん好き
何度でも書いてしまうが、『坑夫』で、崩れかかった藁葺き屋根を"夜と屋根の継目がわからない"と表したのほんと今まで出会った文章の中でいちばん好き
漱石先生、風描写だけがなんかいつも異常にえろいと思うんだが、猫の"八つ口の綻びから秋風が断りなしに肌を撫でて"もすごかったけど、坊っちゃんの"初秋の風が芭蕉の葉を動かして、素肌に吹きつけた帰りに、読みかけた手紙を庭の方へなびかしたから"もすごかった。二百十日の"風呂場を出ると、ひやりと吹く秋風が、袖口からすうと這入って、素肌を臍のあたりまで吹き抜けた"もびっくりした。ここだけは淀みなくいられない
漱石先生の文章、なんかもう我々生まれたときから体内に受容体があるんだろうってくらい淀みなく入ってくるからだからみんな好きなんだろうな…
『坊っちゃん』読んだことなかったので読んだのだが、おもしれ〜〜!!という感想しか湧かないくらいおもしろかった
クロテッドクリームどうしても塗りたくなり買ってしまったが、4〜5日で100g消費しなければならないというハードルの高さ。片っ端からバター代わりに使おうとちゃんちゃん焼きにまで使ってみたらうまい