23:13:20
2023-07-11 19:58:09 m4ndrillの投稿 m4ndrill@mastodon.art
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23:13:03
2023-12-29 19:13:25 m4ndrillの投稿 m4ndrill@mastodon.art
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23:02:01
科博の和食展行ってきた
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腹が減る展示だった​​​:blobcatsushi:

個人的に一番うまそうだったのが江戸の花見弁当。このページの後半に写真があった
kome-academy.com/bento_library
醍醐山人『料理指南』をもとに再現したものらしい。北区飛鳥山博物館蔵とあった。
「わたかまぼこ」がなんで緑なんだろうとずっと眺めていたのだが、↓に「あわびの青わたを入れたかまぼこ」と書いてあった。謎が解決して助かる
kome-academy.com/bento_library

長屋王の食事再現にあった「荷葉飯(はちすいい)」も食べてみたくなった。蓮の実入りごはんを蓮の葉で包んだものらしい。これはぐぐると写真出てくるから中華とかで食べられるのかもしれない

あとうるかと宇治丸(うなぎ)のふと煮と近衛家煕の『槐記』を再現した懐石がうまそうだった。うまそうしか言っていない

平城京の出土品に木箸が結構あるらしいが、使い捨てだったと思われると書いてあった。洗うより削って作る方が早くて衛生的だったのかな。
信長が家康を饗応した時の膳なんかは、白木の膳も素焼きの土器すらも一回限りの使い切りだったらしい

色んな菌に発酵させ中の試験管も面白かった。天井まで伸ばされつづけていたナガコンブ(16m)も良かった。タイラギという貝食べたことない気になる

「骨董飯」というやつに「ごもくめし」というよみがなが振られていたが、なんでこの漢字なのかふしぎだった。ぐぐってみるとビビンバがこれに当たるらしい。具材を細く切ってまぜごはんにしたやつがビビンバであり骨董飯であり五目飯なのかなるほど

「うずみ豆腐」も名前だけで解説がなかったので気になったが、郷土料理で今でもあるのか
maff.go.jp/j/pr/aff/1301/spe2_

この蕎麦の屋台持って歩いている絵良かった
歌川広重《名所江戸百景 虎の門外あふひ坂》
ndl.go.jp/landmarks/details/de
歌川広重《東都名所高輪二十六夜待遊興之図》のすし屋台と天ぷら屋台を再現したやつも良かった。添付の写真(ほぼ全部撮影OKだった)

科博菌類・藻類研究グループの方が挙げていた「忘れられない和食」に「松露羊羹」というのがあった。松露が本当に入っている羊羹らしい。食べてみたい

セロリは古代エジプトではミイラの装飾品だったらしい。なんということだ

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江戸料理本の再現 | 弁当ライブラリー | Plenus 米食文化研究所
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花見と弁当 | お弁当コラム | 弁当ライブラリー | Plenus 米食文化研究所
ご指定のページは見つかりませんでした。:農林水産省
虎の門外あふひ坂 | 錦絵でたのしむ江戸の名所
和食展で再現されていた江戸時代のすし屋台
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和食展で再現されていた江戸時代の天ぷら屋台
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21:37:50
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蟹の恵みのついでに買ったかにのオリーブオイル漬けすごいうまい。内容からしてうまいに決まっているが、すごいうまい
shopping.okashinet.co.jp/shopd

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かにのオリーブオイル漬け-寿製菓株式会社 オンラインストア
00:17:00
📚 井上章一『ふんどしニッポン 下着をめぐる魂の風俗史』
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かっちりした論文ではないので想像の話も多かったが、ふんどしにまつわる絵や写真がたくさん載っていて、へ〜となった。

通して見ると、ふんどしは1950年代後半くらいまでは多数派だった模様。男性は1930年前後には6割くらいが洋装になっていたにもかかわらず、下着はふんどしをキープしつづけていたらしい
女性は逆で、9割方和装だったが、ワンピース水着や洋装下着(ズロース)が先に広まったよう

水泳の国際大会では水着着用やむなしだが、練習風景はとにかくふんどしだった
当時のナチス幹部の前でもふんどし。1862年頃はアムステルダムの往来でもふんどし。強い
華族もふんどし。大臣もふんどし。皇太子時代の上皇陛下もふんどし(写真有り)
しかしちゃらい男女の絵や写真は逆にふんどしがないという…!

戦争で投降する兵がなぜかふんどし一丁な写真が結構残っているらしい。自分からなった?人もおり、無抵抗の証明とかより正装としてその格好になったのかもという話はわりとわかるなとなった。パンツは正装ではなく、中途半端に服を脱いだ状態も正装ではないが、ふんどしは正装な気がするんだよな。神事はふんどし多いし
兵のふんどしが尻からずれた写真は、検閲で正しい位置に修正されたことがあるらしい…

そんなに愛用されていたふんどしも、調べてみるとそこまで歴史は古くなく、広まったのは江戸時代からみたいですね。相撲も鎌倉より前くらいはふんどし型では無さそう

炭鉱仕事のふんどし姿を見て、漱石の『坑夫』とかもふんどしで想像するべきだったのか…となった。アリステア・マクラウドも炭坑の話がとても多いのだが、海外もパンイチだったのかな…とぐぐってみると普通に服を着ていた

ふんどしといえば飛脚、となったが、佐川急便のロゴって15年も前にふんどしでなくなっていたんだな

余談ですが逆流性食道炎や極度の胃下垂の人はふんどしか紐パンをおすすめします。だいぶ苦しさが減ります