『雨辞典』という豆本を以前作りました。これは雨にまつわる言葉を約120個集めて(倉嶋厚さんの本を参考にしました)、著作権切れの辞典(1930年頃)からそれらの意味を引用する、というもの。
これ、「どうしても載せたい!」と思った言葉が辞典になくて、仕方なく掲載をあきらめた…ということは覚えていたのですが、それがなんという言葉だったか忘れちゃった。
雨にまつわる言葉だと「五風十雨」あたりが好きなのですが、でもそれは『雨辞典』に載せている。
もしや私、載せたいあまりに他の辞典から引用したか!?と一瞬血の気が引きました。
でも、掲載する言葉のチェック表を見たら、五風十雨は引用元の辞典にある言葉でした。
で、チェック表を数年ぶりに見直して思い出したのは、これは載せたい!と思っていたのは「雨男・雨女」で、引用元の辞典に載っていなくてがっかり、ということ。
案外新しい言葉なのかもしれないです。