論文毎日読むぞ333日目。『上代日本語表記論の構想』の続き。土左日記の書記論について。土左日記の書記論を問うことは貫之の土左日記書記論を問うことではないと強調しつつ、書記に何かしらの特徴が見えたとき、それは大きな一枚の一部がみえているのではなく、大きな布、しかも複数の、の一枚が見えているにすぎないことを注意したほうが良いと述べていた。
つまり、書き方に何らかの慣習や規範があると言うならば、どれだけ個人の営為を超えたものなのかを問わなければいけない、ということが言いたいよう。
抽象的で難しかったー。