Job, L.(1893), De grammatici vocabulis apud latinos, Paris, Lutetiae Parisiorum, Bouillon.
ラテン語の文法用語に関するラテン語で書かれた研究書…
Job, L.(1893), De grammatici vocabulis apud latinos, Paris, Lutetiae Parisiorum, Bouillon.
ラテン語の文法用語に関するラテン語で書かれた研究書…
Zuliani, L.(2000), 'Una possibile correzione interpuntiva al «Canzoniere» di Petrarca', Critica del testo III: 807-816.
ペトラルカ『カンツォニエーレ』55番のバッラータの句読点の打ち方に関する論文.
ベンボ編集のアルドゥス版以来コンティーニ版や新しいサンタガタ版など権威あるエディションはこのバッラータの6行目をフルストップにし7行目を","で切って次行へつなぐように作っている.しかしむしろ7行目をフルストップにして前の行へつなげた方が意味の面でも韻律の面でも具合が良いこと,そして同趣旨の句読点案がSalvo Cozzoなどによってすでに示されていたことを論じる.
※academia.eduで閲覧できる.
http://www.academia.edu/31303682/Una_possibile_correzione_interpuntiva_al_Canzoniere_di_Petrarca
決定稿Vat.lat.3195 (fol. 13r)を見てみると6行目(... sia peggio)と7行目(... a mille)が同じ"."で句切られていることが判る.
他方ベンボの3197写本(fol.26r)では6行目と7行目の句読点の違いが見て取れる(... sia peggio. | ... a mille, ). https://gnosia.info/media/byYEzizcAxaSbngHWuA