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【英作家ロアルド・ダール氏の作品、オリジナルのまま出版継続へ 修正に批判殺到で】
bbc.com/japanese/64794821

おお、結局こういうことで決着がついたか。原書で親しんでいる本国の人たちは、親子で同じ作品を愛読してたつもりが、実はあちこちフレーズが違ってた……ってなったら寂しいんじゃないかなとは思ってたけど、やはり抵抗あったか。

あと、著者本人がすでに故人で、書き換えが第三者によるものというのがね。

ハリー・ポッターも、第2巻は実在する先天性疾患に言及している箇所を修正して出しなおされていた記憶がありますが、あれは作者自身の同意のもとにおこなわれた改訂だったはず。

ただ、オリジナル版じゃないとっていう気持ちには、純粋なノスタルジーもあるとは思うよ。たとえば原文同じでも、古い作品に新訳が出るたび、日本でもあれこれとかまびすしい。

いまどきの子には通じない表現満載だろうと理解はしつつ、『チョコレート工場の秘密』の和訳は1972年の田村隆一版がどうしても好き、みたいな人、絶対私だけじゃないだろ。

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英作家ロアルド・ダール氏の作品、オリジナルのまま出版継続へ 修正に批判殺到で - BBCニュース