朝から第10回ELSIカフェでファシリテーター。次回は6月22日（日）9時30分から「遺伝子情報に基づく不当な差別とは」をテーマにやる予定。そのうち詳しい情報と参加者募集の案内があると思うので興味のある人はぜひお申し込み下さい。専門家ではない人がもっと参加してくれるといいなという感じなので、専門知識がなくても全然大丈夫です。

　これから所用でなんばまで。昼にひとりで外に解き放たれると、なんばに着く前、というか十三に着く前に立ち飲み屋に吸い込まれてしまいそうやわ。

　久しぶりになんばに来たけど、飲食店が値上がりしている、というより、どこもここもインバウンド目当てのぼったくり価格。そしてぼったくりであるにもかかわらず、どこも長蛇の列で難民状態。昔からある作ノ作のチャーシュー麺が1990円てどんなぼったくりよ。作ノ作よ、お前もか！

　だいたい、1990円もする「肉バカ元祖浪花とんこつ（辛みそ入り）」ラーメンが「No.1 一番人気！Most Popular Item」というのはにわかに信じがたい。景品表示法上の問題があるのではないかと強い疑念を抱いた。

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@nozomi_uetsuki_0410 コメントありがとうございます。

　「難民」ということばが “refugee” の訳語として元来そのような意味を持っていることは私も知っています。他方で辞書の定義や新聞でも「帰宅難民」「ランチ難民」といった表現が現実に用いられているように、比喩的な用法として「難民」ということばがそれなりに広く用いられていることもまた事実です。

　もちろん、あることばや表現が現実に使われているかどうかということと、その用法や文脈が適切かどうかということ、すなわち差別的な文脈や何かを貶めるような文脈で用いられていないかどうかということは別問題です。この点に照らし合わせてみたとき、たとえば「帰宅難民」や「ランチ難民」という表現を使うことや使う人が政治的社会的迫害・排斥の文脈で用いられる〈難民〉を軽んじたりその意味を貶めようという意図や文脈で用いていることは、私の知る限り思い当たりませんし、このような用法が難民の重要性をわずかなりとも損なわせるようなこともないと理解しています。

　以上は先の文章を書く際に内省したことです。

　なお、お読みになったことがある人もいるかもしれませんが、朝日新聞に下記のようなコラムがあります。

　このコラムよりもずっとあとのことになりますが、たとえば、ウクライナの難民を難民と認定することも呼ぶこともなく「避難民（その意味と読みにおいて避難・民と避・難民の二重の意味を持たせている）」などと呼び、難民として正当に扱わないことこそが、語の全き意味において先に指摘されていたような「誤用」であり、そのような用法の意図においてもそれが実際に使用されることによって受ける社会的影響においても難民を軽んじその重要性を損なわせるものでしょう。

RT: 朝日新聞「ランチ難民は「難民」じゃない！（下）」2013年7月21日付 http://www.asahi.com/special/kotoba/archive2015/kouetsu/2013080700001.html

　大阪メトロのなんば駅から帰ろうとしていたら献血を呼びかけている人がおり、今日は少し時間があったので前立腺のお薬など飲んでいるけど大丈夫かどうか確認するだけでもと思ってまいどなんば献血ルームに来た。結果は大丈夫。できたら成分献血をと思っていたけど、全血の方が足りていないと言うので、400mlの全血で献血することにした。

　TCXで吐き出したランニング、ウォーキング、あるいはサイクリングなどの記録をPythonでjsonとして出力し、PHPで活動の概要や地図上のルート表示をするコードについて。

　もうだいたいやりたいことは実現できているのだけど、1秒未満の誤差をなくしたり、数値の表示の仕方について細かい条件を定めて振り分けなどしていたら、作業にものすごく時間をとられるし、コードもどんどん複雑になっていく。

　だいたいのやりたいことが実現できているとはいえ、まだやりたいことがあるというのもまた事実で、たとえばGPSの記録が極端に飛んだ場合の外れ値を除外して、より正確な計算ができるようにしたいけど、まだそれは実現していない。

　電車に乗ったりバスに乗ったりしてあちこち移動する軌跡をGPSロガーで記録してGPXからjsonを書き出してルートを表示する場合、消費カロリーは必要ないのでその振り分けもできるようにした。

　サイクリングで休憩をした場合のカロリー計算も適切にはできていないはず。

　0時を過ぎてから飲み始める。ししゃもを食べながら日本酒を飲む。うまい。

　任意の区間の任意の距離について最も遅い記録も気になりだした。もちろん、最速と違ってこちらの場合はサイクリングなどで休憩したときの扱いをどうするのか考えなければならないけど。そもそも、任意の区間の任意の距離の最速についても、出発点から1km刻みの任意の区間における任意の距離の最速も別途知りたいと思っていたのでやりはじめるときりがないけど、1km刻みだったら最速と最遅に限らず、全区間のペースを記録して、ペースの速い遅いをグラフか何かで可視化してみたいものだなと。

　あ、海外でランニングなどしたときの記録の日時は現地時間で表示できるようにしたいけど、現状どうなっているんだっけなあ。

　この記事は2つの問題を明らかにしている。ひとつは、兵庫県で起きている問題を世間の人びとが認識すらできていないということ。いまひとつは、その世間の人びとが斎藤元彦知事に対する批判を好き嫌いの問題だと勘違いしていること。

RT: 「斎藤辞めろ」神戸で「反知事デモ」　「こんな嫌われてるん」の声、増山誠県議も登場「取り囲まれました」 https://www.j-cast.com/2025/05/25504639.html

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　近大前の通称「親不孝通り」（実際の通りの名は何と言うのか知らない）に日本保守党ののぼりやポスターを掲げて「にほんほしゅとう」ですとチラシを配る集団がいた。若い女性を中心に女性7人、男性1人がけっこうな間隔をあけて、かなりの距離にわたって「にほんほしゅとうです。新しい国政政党の、『永遠の0』の百田尚樹と前名古屋市長の河村たかしが作った…」と言っていた。政党名もまともに知らない言えないこの人ら、いったい何者なん？

　でも決して少なくない近大生が、こういうのにはまりこんだりするわけよねー。一生懸命授業してもなかなか学生の心を響かせることができず、あるいは学生の心には響かないのに、日々自らの無力さを感じるばかり。

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　そこじゃない感が半端ないなあ。だいたいハーバードの留学生を受け入れて、受け入れた学生に満足な教育環境を提供できる大学がいくつあるのよという話。

RT: ハーバード大の留学生受け入れ、日本の全大学に依頼へ　文科相表明 | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20250527/k00/00m/040/046000c

　どこまでも腐敗しているとしか言いようがない。兵庫県のいわゆる第三者委員会による調査で、元西播磨県民局長に関する私的情報を漏えいさせたと認定された井ノ本知明元総務部長について、2025年5月26日に斎藤元彦知事は井ノ本元総務部長が「そういった行為はしていないというふうに本人から確認していますので、（井ノ本元総務部長は情報漏えいしていないという）認識でいます」と囲み取材で記者の質問に答えている。

　これ、誰かに命令されたのでなければ懲戒免職以外あり得ないのよね。井ノ本元総務部長が誰かに命令されたとなれば、それは斎藤知事か片山安孝元副知事しかあり得ない。情報漏えいを認めれば懲戒免職しか選択肢がなく、懲戒免職にすれば何を話されるかわからないから、そうもいかない。もし本当に何もやましいことがなければ、粛々と兵庫県懲戒処分指針に従って懲戒免職にすればよいだけの話。

RT: 斎藤知事「そういった行為はしていないと本人から確認」　元県民局長の私的情報を漏えい…元総務部長によるものと第三者委は認定 | MBSニュース https://www.mbs.jp/news/kansainews/20250526/GE00065978.shtml

　まあ、まともな判断能力を有していれば、論理的には先に書いたとおりにしかならないわけだけど、この投稿のちょうど6分後に私が書いたとおりの記事が出ていますね。

RT: 兵庫県の第三者委、告発者の私的情報漏えい「斎藤知事らの指示の可能性高い」 : 読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/national/20250527-OYT1T50124/

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　ヤン・ポトツキ『サラゴサ手稿』が読んでも読んでもなかなか頁数が先に進まない。文学カフェは今週の土曜日なので、せめて寝るまでのあと80頁読んで上巻を読み終わらないと。

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　まだ36頁あるけど寝る。

　本日の斎藤元彦兵庫県知事定例記者会見は「県政を前に進めていくということが私の責任のとり方」と「自らの処分について（も）検討して参りたい」を連発して終わりだろうな。そしてこれは「自らの処分」の前に議会が不信任を出せば、またそのことが批判されるので不信任への牽制球。いかにも醜悪。

　ヤン・ポトツキ『サラゴサ手稿』の上巻をやっと読み終えた。これら中巻。工藤幸雄訳の創元ライブラリ版。

　フランスのレゾルム ド カンブラス シャルドネ（LES ORMES DE CAMBRAS CHARDONNAY）、2023年、輸入者はサントリー、アルコール度数13%、近所のジャパンで税込み1086円。あ、1000円以下じゃなかった。

　税抜き988円にばかり意識が向いて、税込みで1000円以下ではないことを見落としていた。なのでこのハッシュタグをつけて投稿している「1000円以下、理想的には税込みで500円台か600円台のワインでおいしいワインを探す試み」には該当しないのだけど、せっかくなので投稿する。

　やや辛口、酸味が少々強めで、シャルドネと言われればシャルドネかもしれないけど、あんまりシャルドネっぽくないシャルドネ。へんなにおいもないし、はっきりまずいと思う要素も特にはない。強いて言えばやや強めの酸味が舌の奥の端っこにまとわりつくようでうっとうしいぐらい。積極的に選んで再度購入するかと言われれば、ないかな。600円なら買うと思うけど。

#1000円以下のワイン

　ヤン・ポトツキ『サラゴサ手稿』中巻の124頁まで読んだけど寝る。中巻は最初の頁が10頁から始まるので、読んだのは114頁。昨日の未明に上巻の読み残しが36頁だから1日150頁。このペースでは読み終わらない。

　昨日、2025年5月28日の兵庫県定例記者会見で斎藤元彦知事は「組織の長として漏えいの責任を感じており、給与カットという形で対応したい。条例を改正する必要があるので、準備を含めてスケジュール感などを検討している」と発言していたけど、この人が責任なんて感じているはずがない。そもそもこの人は県保有の秘密漏えいを指示した可能性が高いとまで第三者委員会によって認定された秘密漏えいの首謀者とされているわけで、この人がこのように発言するのは、あくまでも県議会による不信任案に対するけん制のためでしかない。

　知事の給与をカットする条例案が議会に提出される前かされたあとでも審議せずに不信任にすれば「知事がけじめをつけて責任を取ると言っているのに議会が勝手に不信任にした」と批判されるし、議会がこの条例案を可決してから不信任にすれば「議会が知事の責任の取り方を条例可決という仕方で承認し関与したのに二重に処罰しようとしている」と批判される。

　言うまでもなく条例可決後の不信任の方が筋が悪いけど、知事選になった場合の有力な候補者がいないのでやすやすと不信任案を出せないというのが議会のジレンマ。

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　ヤン・ポトツキ『サラゴサ手稿』中巻を読了。さあ、徹夜して下巻を読むべし。睡魔に襲われ抗えず、寝てしまって明日の文学カフェまでに下巻を読み終えることができない気がするけど。