アイコンは方舟です。
白いイルカが海に泳いでいて、空には暖かい太陽と涼しい星たちが輝いている。
20年近く使い続けているこの絵は、私が描いたものではなくて、ネベ・シャローム/ワハト・アッサラームというイスラエルにあるユダヤ人とパレスチナ人が一緒に暮らす村の小学生です。
グーグルの画像検索で見付けて、掲載していたサイトの広報担当者にメールを出して使用する許可を得ました。
ネベ・シャローム (Neve Shalom) はヘブライ語で「平和のオアシス」という意味。ワハト・アッサラーム (Wahat al-Salam) はアラビア語で、これも、「平和のオアシス」という意味です。この村では、ユダヤ人とパレスチナ人が、自分たち自身の言葉や信仰を守りながら、相手の言葉や信仰をも尊重して、お互いに平和に共存して暮らそうとし、子供たちも、保育園や幼稚園の時から、ヘブライ語とアラビア語の二つの言葉を分け隔てなく聞かされて、育てられているそうです。