業務スーパーで、大量の商品を積んだカートのそばに10歳ぐらいの女の子。カートに積まれてるのはひとりで持てなさそうな量。
けっこう長い時間、スマホを見ながらひとりでたたずんでる。親は近くにいないようだ。
つまり、店内で親と待ち合わせの予定で、その前に親の指示で買うものをカートに入れ、待っているのだろう。
はたして、ふとみれば親が現れており、女の子は堰を切ったようにテンション上げてしゃべりまくりだった。
さびしかったんだね。母子家庭だろうか。大量の買い物の量と、女の子のテンションの上がりっぷりから想像すると、母親といっしょにすごせる時間すら、週にそれほどないのかもしれない。
この世界はクソで、そして最高やな、と思った。