『神話論理』とかそれ以降の本読んでいるとき、さすがにこじつけでは…て思うことは多々あるのだが、べつに神話のストーリーを論じているわけではないからよしんばトンチンカンだったとしてもかまわないのがずるいんだよな。
1万年前の人でも連れてこないかぎり神話の原型なんてわからないし、おそらく原型と断ぜるものはないし、『神話論理』はこうやって読み解ける可能性があるという提示であり、神話の原型に真の意味らしきものがあったとして(無いんだが)物語をきいた一人が全然違う受け取り方をしたとしてもその人の生い立ちに照らしてそう捉えられたのだということはわかるのでそれも本旨のひとつなのでほんとずるい