21:12:56
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お、急な感じだが明日の午前中はやや電力需給が厳しめなのか(天気?)

次回エコ・省エネチャレンジの日時
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<予定>
12月23日 (月) 08:00〜11:00
1pt/kWh
※節電量1kWhあたりのDRポイント

15:40:37
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mixi1の「東京大学」コミュニティーにmixi2東京大学コミュニティーへの誘導が貼られていたが、ファンドレイザーが作ったコミュニティーの方が大きくて一位である(mixi1から誘導されてるのは三個目)

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14:56:30
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脱docomoの小型スマホ候補であったGalaxy S24、auのオンラインは既に在庫切れとなって選択肢が減ってしまっていた…(S24 FEはデカイ重い性能が低い、と、同じS24を名乗るなよ感があるぐらいデグレなので)

12:45:28
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@taiyo とんねるずはアウトにならずに、とはいえYouTubeなどテレビ以外を中心に生きてますが(毎年正月に野球などのスポーツ選手との特番をやるので認識)、松本人志はまだ全然復活してませんね、M-1グランプリ審査員で復活説はありましたが結局なかったので、当面は再開するにしても劇場などの非メディアでしょうね…(ちなみに個人的には昔から松本人志は嫌い)

03:49:10
少しだけ内容に踏み込んで語ると。
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なお、なにか探偵が謎解きをして、敵がそれなりに丁寧にネタバレをしてくれるのって「虐殺器官」と同じ話の転がし方ではあるのですよね。その点で、中盤と後半でSF展開慣れしてない人には若干舌足らずなところがでてしまうけれど、まあそれは贅沢というもの…

しかし、よくよく見ると連載は2017年から始まっているんですよね。そして引用したインタビューは2014年だけれどテーマも重なっている。飛び石に見えて着実に積み上げているわけで、すごいなぁ…

03:48:44
少しだけ内容に踏み込んで語ると。
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導入は「公正的戦闘規範」をなぞりつつ、その「公正戦」が強い人間に共通点があり…という流れで帯にある「人類を継ぐもの」が登場するわけですが、それが生まれた背景や副作用、そしてその副作用にどう落とし前をつけるかという部分が「風の谷のナウシカ」なのですよ。
ナウシカは(宮崎駿が持っていなかったので)テクノロジーの加護がない遠い将来で「筋を通す」ことだけしか出来なかったし、抽象的な「哲学」ぐらいしか実生活には繋がらない。
けれど、マン・カインドでは、より近い時代にテクノロジーの加護があるので、より「多くの人が受け入れられる」結果に導くことができ、かつ、より「現代を活きる」ことに活きる話がえられたと思うのです。なぜなら、ここで描かれた「『公正戦が強い』人間の特徴」、でも実は現代の人間でも見られる差を強調したものだし、結末も、たぶん現代の人間もできていることがあるはず。まあ小島秀夫に言わせるとmemeになっちゃうんだろうけれど。
そして、「第二内戦」と同じなのは米国の分裂だけに見えがちだけれど、オチは「第二内戦」のオチと同じでもあるよなぁ、と…

03:48:20
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中身に沿った書評。
藤井先生の作品で自分が進んで読むものは、「数年先の近未来を的確に描きだしつつ、その中で(かわんご対談※)『立ち振る舞いの美しさ』が、問題を良い方向に解決して見せる」というもので、心がスッキリするんだけれど、敢えて言うなら「性善説」っぽさがあったのも事実ではある中で、「マン・カインド」では、もう少し厳しい課題について向き合った上で、乗り越えて見せたという部分が、過去作を超えたな、という感触があり。

ただ、登場人物は基本的にはみな「立ち振る舞いの美しさ」を大なり小なり持っていて爽やかな人たち中心で構成されているので、よい意味での「実家のような安心感」はあるので安心して読んでいただきたい。

というところで少しだけネタバレ気味な話に入ると…

※かわんご対談 4gamer.net/games/999/G999905/2

Web site image
人類は「機械が生み出す知財」にどう向き合うべきか――SF作家・藤井太洋氏がゲストの「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第19回
03:48:08
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藤井太洋「マン・カインド」
hayakawa-online.co.jp/shop/g/g

藤井先生の本、時間が経っても色あせないのだけれど、鮮度が高いうちに読むとより人生に活きるのですよ。ということで急いで読了した。

まずは、他作品との比較による書評。
小島秀夫が「MGSシリーズを継ぐ者」と評していたけれど、いやいやMGSは遙かに超えていて、MGSの刺激で生まれた伊藤計劃「虐殺器官」の骨格に、テクノロジーでリビルドされた漫画版「風の谷のナウシカ」が乗った、数段上の作品でしょう。まあ、「映画」という尺で深めるには限界があるので、MGSが深めきれないのはしかたないけれど。

また、藤井先生が明確に過去作を下敷きにした、続編的なものを書くのは今回が初めてなはずで、「公正的戦闘規範」と「第二内戦」を踏まえた作品であることから、藤井先生の強みの1つ「舞台の意外性」がない状態でどう整えるのかとは思っていたのだが、過去作を見なくても楽しめ、かつ、見ている人が展開を予想してしまう「醒め」も見事に避けて一段上の展開を見せてくださったのであった。