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研究者のためにならないのでしつこくこだわるけど、「薄く広くが効果的」ではなく「生命科学・医学では5000万以上の研究は効率が悪い」と読むべきだし、大学運営交付金の効果も踏まえないと研究費減額に悪用されちゃう。

たぶん500万未満の研究は効率が悪いと思う。
科研費申請とその後の事務の手間は、1件あたり100万円はかかってると思うの(研究者と事務職員の時間・人件費)。200万以下の案件はその時点で赤字のはずだし、学生など考えると1000万ないと研究にならないはず。実際、研究あたり論文数効率は500-5000万が最も高い。最低の単価を維持する主張をすべきだよ…

科5000万円以上の巨大研究費の効率が悪いのは分かる。とはいえ、宇宙と原子力と計算機科学は、巨大研究費を出さないと成果が得られない領域だから、この結果をもって「あいつら金食い虫!」って内ゲバするのは止めてくれよな。

研究費は「薄く広く」が効果的 筑波大学、科研費を分析
nikkei.com/article/DGXZQOUC19B

図表 docs.google.com/spreadsheets/d

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